小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

2013-01-01から1ヶ月間の記事一覧

梅の花が、一輪咲きました!:

梅の花が、一輪咲きました!: 芭蕉十哲の一人である「服部嵐雪」の俳句に、「梅一輪 いちりんほどの 暖かさ」が想い出されるが、何でも、ある解説に従えば、「いちりんほどの」という7文字が、平仮名で、漢字ではないという。それでは、「いちりんほどの」とは、…

映画、「Life of Pi」虎と漂流した227日を観る:

映画、「Life of Pi」虎と漂流した227日を観る: 「東京物語」と、「東ベルリンから来た女」のどれを観るかを迷った末に、結局、この映画を3Dで、観たが、観る前に、もう少し、下調べをした上で観た方が、もっと、愉しめたかも知れない。というのも、後から…

日経PC21、3月号「タブレット」特集を読む:

日経PC21、3月号「タブレット」特集を読む: 以前には、良く通勤の電車の中などで、この雑誌をよく読んだものである。社会人になった頃の海外関係の通信手段の主流は、テレックスと電報と相場が決まっていたものである。それが、FAXへ、更には、Window95が、…

貿易収支の赤字と韓国、Car of the Year:

貿易収支の赤字と韓国、Car of the Year: 貿易収支の赤字幅が、オイル・ショック時以来、その幅が、著しく、この傾向が、今後も、続くことが懸念されていると、、、、、。その主たる原因としては、電力用の燃料の輸入コストが大幅に増加した反面、超円高に…

無念の殉職死に思う:

無念の殉職死に思う: 退職後も、或いは、協力会社での第二の人生をこれまでの海外経験を生かすべく、アルジェリアに赴き、イスラム圏での過酷な労働条件の下で、日本のエネルギー政策の根幹を担ってきた同世代の人達の無惨な戦死の報に接し、複雑な思いを抱…

術後6ヶ月検診にゆく:

術後6ヶ月検診にゆく: 週二回の近所の整形外科でのリハビリとは別に、今日は、手術を受けた五反田のNTT関東病院での執刀医による六ヶ月検診である。レントゲンの撮影結果では、特に、変化と以上は認められない。リハビリでの運動の成果が徐々に出てきたのか…

CM、「遊びの文化を創造する」に考える:天野祐吉のCM天気図

CM、「遊びの文化を創造する」に考える:天野祐吉のCM天気図 最近では、流石に、消費者金融のCMも、やや、陰を潜めてきているように感じられる一方で、全く、不愉快なCMといえば、パチンコとケータイ無料ゲームのCMであろうか。思えば、学生時代、友人に連れ…

Eテレ、「日本人は何を考えてきたのか」第11回:近代を超えて、西田幾多郎と京都学派

Eテレ、「日本人は何を考えてきたのか」第11回:近代を超えて、西田幾多郎と京都学派 最近のNHK教育テレビは、なかなか、面白く、興味深い番組が多くなってきたような気がする。いつもは、裏番組のミスター・サンデーを観ているのであるが、何とも、ノリだけ…

絵本、「小さな島」を待合室で読む:

絵本、「小さな島」を待合室で読む: 例によって、出たとこ勝負の、行き当たりばったりの絵本読みである。しかも、それは、本屋の立ち読みだったり、図書館から、借りてきたり、今回は、何と、歯石を除去に通う近所の歯科医院の待合室に置いてあった子供専用…

「マハティールのLook Eastは今」に考える:

「マハティールのLook Eastは今」に考える: 今では、我が国は、ルック・イーストでも、同じ、「見習え」という意味合いに於いてでも、別の意味あいで、即ち、「失敗の反面教師」として、見習われることになってしまったようである。何とも淋しい限りである。…

正月料理としての鯉料理:

正月料理としての鯉料理: 海に面していない信州では、冬場のタンパク質不足を補うために、養殖鯉をよく、食する。我が家でも、「活力鍋」で、料理することを学んでからと云うもの、鯉の甘露煮や鯉こくは、正月の料理に欠かせないモノになった。何せ、あの難…

森と湖の国、フィンランド・デザイン展を歩く:

森と湖の国、フィンランド・デザイン展を歩く: アートディレクター・太田英茂の仕事展を、長野の信濃美術館で、観る予定をしていたのにも関わらず、リハビリやらで、残念乍ら、見逃してしまった。能力とは別に、仮に、もう一度、職業を選べるのであれば、工…

Dr. Krugman によるAbenomics評を考える:

Dr. Krugman によるAbenomics評を考える: 米国の左派経済学者と評されるクルーグマン教授によるアベノミクス評が、(もっとも、最近では、何が、左派で、右派なのかも、よくその基準が分からなくなってきているのが、実情ではあるが、、、、、、)NYタイム…

マツコ・デラックスの「五時に夢中」(言葉のチカラ)を視る:

マツコ・デラックスの「五時に夢中」(言葉のチカラ)を視る: 去年の2月20日の「五時に夢中」という番組のYou Tubeを、何人かの友人達が、最近、FBに引用していたので、偶然、視ることになった。何と、コラムニストであるそうであり、「小泉進次郎の言葉のチカ…

アップル・パイを作ってみた:

アップル・パイを作ってみた: 料理というモノは、面白いものである。とりわけ、男の料理は、私にとっては、ものづくりに共通するところがあり、しかも、気分転換になる上に、実用的である。自分で、或いは、家族で、食べれば良いだけのことである。失敗は、…

大岡優一郎著、「東京裁判 フランス人判事の無罪論」を読む:

大岡優一郎著、「東京裁判 フランス人判事の無罪論」を読む: 東日本大震災が起きた直後に、当時のフランス大統領のサルコジは、原発大国であるフランスの国益を代表するかのように、何処の他国にも先立って、来日を果たしたことは、つとに、有名である。と…

我が老犬のお正月:

我が老犬のお正月: 我が老犬殿には、休みという概念は無さそうであることは、分かっている。しかしながら、人間様には、人間の年末から年始に掛けてのお正月休みの過ごし方がある。とりわけ、普段は、毎日酒を嗜むということはなく、せいぜいが、週末や、気…

雲の流れるを愉しむ:

雲の流れるを愉しむ: 箱根駅伝の時に、随分と激しい突風が、吹いていると実況中継のレポーターが、云っていたが、ふと、ガラス越しに、外を眺めると、大きなコナラの古木の先端が、左右に、その枝先を、ユッサユッサと揺らしている。確かに、すごい風のよう…

トースターに見えるもの:

トースターに見えるもの: 我が家のトースターの一台は、既に、20年以上、故障もなく、しっかりと、働いているが、もう一台は、残念乍ら、タイマーが、故障したままである。何とか、直したいと思い、上から、下から、横から、ねじ穴を探そうとしたが、全く見…

雪国の寒さを思う:

雪国の寒さを思う: 宮古島に、移住した友人によれば、12月の師走時でも、気温が20度以上あったりして、暖かであるそうである。昔、ロス・アンジェルスに住んでいたときに、冬場、出張で、シアトルに行ったときに、冷たい空気に、頬を打たれたときに、やっぱ…

厳冬のシジュウカラ:

厳冬のシジュウカラ: 野生の小鳥にとって、冬の里山では、餌をどのようにとって生き抜いてゆくのであろうか?とりわけ、雪の積もった翌朝などは、餌も雪に埋もれて、探し出すのは、大変困難であろう。ベランダの餌台にふと眼をやると、その先に、緑色した繭…

ベトナムの子供を支え続けた日本人女性が、ついに、初対面の記事に思う:

貧しいベトナムの小さな子供達を、20年以上の長きに亘って、支え続けてきた日本人の女性が、その幼き日々の将来への希望であった医師になり、来日を果たして、ベトナム人の被支援者の青年と、初めて、対面したと言う記事を読んだ。そう言えば、亡き父も、戦…

万引きは、病気なのか?:

万引きは、病気なのか?: 最近では、発達障害も、アルコール依存症も、薬物依存症も、ギャンブル依存症も、摂食障害も、或いは、新しい型の鬱病も、何もかもが、病気であると診断されてしまうようである。米国精神医学会の診断基準では、今や、万引きすらも…

冬の北アルプスを臨む:

冬の北アルプスを臨む: 飯綱山山頂にある小諸美術館の駐車場脇から、富士見城趾へと向かう散歩道は、365度全方向が、開けていて、全く、冬の絶景スポットである。冬の晴れた日には、その名前の通り、遠く、遙かに、富士山の頭が、チョコンと見える。これな…

浜矩子著、「新・国富論」を読む:

浜矩子著、「新・国富論」を読む: 経済学説というものは、その時代が色濃く反映されたものであり、その時代背景を十分認識していないと、確かに、理解出来ないし、その価値の今日的な再認識なり、応用は、出来ないものであろう。何故、アダム・スミスなので…