小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

あっという間に、モミジの紅葉が終わってしまった!:

あっという間に、モミジの紅葉が終わってしまった!:

3-4日の間、一寸、所用のために、東京へ戻っていたところ、帰ってきたら、既に、玄関脇のモミジの紅葉は、見事に終わっていて、すっかり、枯れ葉が、タイルの上に、階段のそこここに、丸まって、風に吹かれて、丸まっていた。それにしても、樹木というものは、面白いものである。同じ種類の樹でも、植えられている場所が違っていたり、恐らく、太陽の光の当たり具合でも違うのであろうか、それとも、根の張り方が違うのであろうか、微妙に、紅葉の時期が異なるし、あるものは、オレンジ色のまま、赤くならずに、散ってしまうし、又、あるものは、既に、紅葉が散り始めているのに、まだ、真っ赤に色づいたまま、頑張っている。いやはや、人生模様と云おうか、樹木模様様々である。緑の葉から、黄色になり、やがて、オレンジ色になり、最期に、深紅の紅色に染まって、まるで、真っ赤に、染まった絨毯のようになってから、見事に、散り果てる様こそが、モミジの一年のお終いに当たるのに、そうはゆかずに、深紅に染まることなく、散り始めてしまうものもある。見事な散り際は、「散華」と言う他ない。もっとも、華では無く、葉っぱであるから、落葉なのであるが、漢字とは別に、「散る華」と言っても、云いすぎではないであろう。京都の高雄や桜の吉野山を訪れたことはないが、きっと、モミジの紅葉を愛でるのも、晩秋に掛けての私の一つの愉しみであることに変わりはない。来年も又、綺麗なモミジ紅葉が愉しみである。今度は、どんぐりの樹木が、緑の葉から、黄色に色づき始めた。やがて、これもあっという間に、茶色に変色して、落葉して、いよいよ、冬支度の始まりである。