小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

「射幸心」と「コンプガチャ」と、

「射幸心」と「コンプガチャ」と、
新聞やニュースを見ていて、余り聞いたことのない言葉に遭遇すると、辞書やネット検索で、何々とは?と調べてみるが、ある程度は、理解出来るものの、全く理解に苦しむ言葉もなくはない。最近では、「射幸心」と「コンプ・ガチャ」「RMT(リアル・マネー・トレーディング)」という余り聞いたことのない言葉がある。「射幸心」とは、幸運を得たいという心理の下、多くの場合においては「幸運によって他人よりも幸せに恵まれたい」と勝手に思い期待することであるらしい。そこで、より幸運を得ようと、レア・カードに、確立が低いにも関わらず、多額の金銭を浪費する傾向が、青少年には多く、とりわけ、こうした「ソーシアル・ゲーム」に、のめり込むのだそうである。この市場自体が、数千億円規模であるらしい。どうも、いつも、法律の後追い規制で、ファースト・ランナーは、やり得、逃げ得、ボロ儲け得、又、法規制をくぐり抜ける新手のゲームを、形を変えて、世に送り出してくるのであろう。何とも、実に、分かりにくい代物である。複雑な金融工学の数式が、ちりばめられている金融派生商品(デリバティブ等)も、形を変えた「射幸心」とは逆に、リスクをヘッジすると称した合法的に、そうした心情を煽る一種の麻薬のようなものではないだろうか、、、、。どこもかしこも、娑婆は、油断もすきもあったものではない。それにしても、こうした現状を、本田宗一郎が、生きていたら、親爺さんは、どう、評論しただろうか?それとも、鉄拳の前に、いきなり、スパナが、きっと、飛んでくるだろう、、、、。ビジネスにも、今や、「矜恃」が、無くなってきてしまったのか、、、、。ゲームやパチンコ、宝くじ業界に、そもそも、そんなものを期待すること自体が、おかしいのか?