小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

後日談:雛の巣立ち

後日談:雛の巣立ち
シジュウカラの三羽の雛の内、二蛺を保護して、巣に戻したところ、無事巣立ったようであったが、何と、又、そのうちの一羽が、知らぬ間に、巣に舞い戻っていて、親鳥が、必死の声で、探し回り餌を与えていた。午後、我が老犬のシャンプーを始める前までは、元気に、巣箱から、声が、聞こえてきて、餌も貰っていたが、シャンプーが終わって、さて、どうなったのかと、部屋へ、戻ると、もう、声がしていない。親鳥が、一羽、探しにでも来たのだろうか、入り口を覗いてみて、中に、いないことを確認したのか、どこかへ、飛び去ってしまった。今から思えば、餌をやりながら、巣立ちの催促をしていたのかも知れない。何とも、毎年、あっけない出来事である。今年は、多少、ハプニングがあり、雛の写真も撮れたので、まずは、巣立ちが終了して、ホッとしたところである。それにしても、雨の降った翌朝に、大体、これまで、巣立っていったが、今年も、同じパターンであった。トキの雛の誕生と時間的に、同じくらいなので、毎年の恒例行事で、何か、待ち遠しい気がする。5月から7月に掛けては、又、別のつがいが、卵を産みに来るかも知れない。おおいに、楽しみである。今は、網戸に、雛の白い糞が、ついたままで、周囲には、奇妙な静寂だけが、残っている。耳の奥底から、鳴き声が、当分、離れそうにない。

PS)今朝、我が老犬を散歩に連れ出すと、斜め向かいのお宅の庭の樹木の茂みから、一番巣立ちの遅かった雛鳥が、元気に、餌を親に催促して、鳴いている声が聞こえてきた。都会の野鳥も、巣立ちが一段落しても、まだまだ、子育て教育は、当分、続くのであろうか、、、、、、と。声を聞きつけて、カラスが、一羽、電柱のてっぺんで、不気味に、辺りの様子を伺っていたのが、気になった。これも、自然界の弱肉強食で、仕方ないことであろう。無事、生き抜いて貰いたいものである。親子の幸運を祈るだけである。