小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

第12回、野蔓工芸作家の作品展を覗く

第12回、野蔓工芸作家の作品展を覗く
たまたま、車を運転しているときに、FM東御の放送の中で、野蔓の作品展を、東御市のサンテラス・ホールで、25日迄、開催されていることを知ったので、覗いてみた。残念ながら、作品は、写真撮影が許可されていないので、入り口外の作品だけを撮らせて貰った。白い壁に、どの作品も大変映えていて、とても、趣き深い味わいがある。自然の中の野蔓、松笠、或いは、ハスの実、綿花の枝、枯れ枝、等、これらを篭にしたり、ランプ・シェードに見立てたり、ついたて、スクリーンに仕立てたり、帽子に編んだりと、壁の装飾に、花瓶にと、様々なデザインで、意匠を凝らして、自然との調和が、うまく、素材の特徴とともに、生かされている。大きな作品から、小さな作品まで、布とのコラボや、花とのコラボも、なかなか、味わい深いものがある。生活空間の中に、こうした「小さな自然」を取り入れることは、日本人は、とても、得意である。単なる伝統工芸の域から、芸術的な美的感覚を、自然の身近な素材を生かして、作品化することは、素晴らしいことである。自然にある太い蔓も、細い蔓も、成る程、その特徴を、改めて、生かされていることを思うと、もう、これは、芸術の極みと言っても過言ではないのではなかろうか?編み方の基礎を勉強してみたくなった。是非、皆様にも、ご覧戴きたいものである。生涯学習としても、魅力ある。

つる工芸 信州里山ギャラリーHP:
http://masako.web-tomi.net/wp/