小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

雲を眺める:

雲を眺める:

久しぶりのことである。前回は、いつ頃だったのかも、おもし出せないが、恐らく、鱗雲が流れるさまを眺めた秋のことであろうか?そう考えると、もう、7ヶ月ほども前のことだろうか?それにしても、やっと、ベランダに、長いすを出してきて、屋外でも寒さを感じることもなく、日向ぼっこをしながら、ゆっくりと空を流れる雲を眺めることが出来るような陽気になってきたものである。山桜は、やっと、満開になり、最後の八重桜の開花を、今まさに、待ち焦がれているところである。相当、ピンク色の蕾も色濃くなり、大きくなってきたので、来週頃には、GWには、咲き誇ってくれるかも知れない。雲が流れるさまを愉しみながら、耳を凝らすと、谷の方角から、野鳥の甲高い鳴き声とピューと云うような、恐らく、鹿の鳴き声と思われる声を、谷風が、暖かい空気と一緒に、運んできてくれる。紅葉の葉達も、どんぐりのコナラの樹の芽に負けじとばかりに、その葉を精一杯、思い切り、拡げようとしているようである。このころになると、もはや、茶色一色の景色も、徐々に、明るさを増してきて、薄緑から、明るい濃い緑へと、その景色の色を変えて行く。この時期の樹々の芽吹きは、何とも、新しい命の芽吹きのようで、実に、気分も柔らぎ、冬の心の装いを、一挙に、かなぐり捨てさるようで、実に、心まで、気分的に、清々しくなるのは、不思議なものである。松食い虫にやられたのではないかと心配した赤松の大木も、無事、その枝に、緑の尖った葉先を忍ばせて、繁っている。昔は、愛犬と一緒に、春の日を一緒に、愉しんだことを、ふと、想い出す。今晩は、たらふく、春の自然の恵みである、たらの芽の天ぷらを戴くことにするか、それにしても、今日の夕方に眺めた夕焼けは、なかなか、素晴らしいものがある。北アルプスの山々が、真っ赤に、燃えているようであった。そして、夜のお月様も、綺麗である。