小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

富の移転と偏在・格差:

富の移転と偏在・格差:

代理出産によるくらいでも相続税を回避できないくらい、資産を過大に有する何処かの馬鹿げた人間でない限り、所詮は、この日本社会の中で、親等からの資産という富の移転は、なかなか、相続税の絡みもあって、大体、三代くらいで、消滅してしまうのが、世の習いであろう。余程、節税対策などで、海外にも資産を移せる人間などは、別にしてもである。贈与税の非課税枠の活用だけでなく、その贈与目的の中に、孫への教育資金であるとか、子供への住宅資金の支援、子供NISA枠の拡充など、省エネ・耐震住宅なども含めて、その内容・適用範囲の拡充と非課税枠の増枠も、景気対策の鏡の裏・表のような関係で、検討され始めていると報じられている。確かに、相続税のない国などに較べれば、日本のそれは、とても、厳しいものかも知れないが、少なくとも、富の偏在と格差の問題も今日、一方で存在していることは事実であるが、それ以上に、富の安定的な相続と次世代への移転とが、うまく両立しつつ、行われることが肝要であろう。箪笥預金ではないが、使用されていない眠れる預金口座残高なども含めれば、莫大な価値に相当するような富が、まだまだ、無駄にとは云わないが、有効に資産運用されているとは言いがたいのではないだろうか?コツコツと、資産運用や一生懸命に長い間時間を掛けて、汗水流して働いて貯めてきた資産が、空しく、税金として、召し捕りあげられるのではなくて、「公平な富の移転」がスムースに、進むことを願ってやまない。もっと、もっと、知恵を出せば、眠れる富の公平な移転が行われても良いのではないだろうか?もっとも、一方で、しっかりと、相続税の対象拡大も視野に入れられているのも事実であるが、、、、、、、、。増税と節税、資産活用と富の移転・偏在・格差は、永遠の過大なのかも知れない。