小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

前頭葉側頭葉認知症の恐ろしさ:

前頭葉側頭葉認知症の恐ろしさ:

映画、「明日の記憶」を観たのは、もう何年くらい前のことあったであろうか?改めて、若年性のアルツハイマー型の認知症を、身近に感じたものであるが、映画をいつ頃観たのかも、想い出せない?困ったものである。60を過ぎてから、ひょっとしたら、自分は、妻に対して、アスベルガー症候群ではないのかと、自問(?)するように(笑)なったのは、実に皮肉なことである。そんななかで、認知症も、今や、他人事では無くなりつつあるのが、現実ではなかろうか?そんな危惧も、あと何年持つのか、わからない。そんな中で、何でもアルツハイマー型や、レビー小体型認知症やら、血管性認知症だけではなくて、最近では、老人による万引きなどのひとつの原因として、「前頭葉側頭葉認知症」というものが、あるらしい。これは、前頭葉や側頭葉が収縮してしまうことで、脳に隙間が出来てしまい、これが原因で、欲望のコントロール不全に陥り、反社会的な行動を生み出してしまうらしい。更には、繰り返し同じ行動をしてしまう常同行動という症状が出てくるらしい。後片付けが出来ずに、部屋を散らかしていても、ゴミ屋敷になっても、何も感じなくなったり、或いは、甘いものやお菓子を大量に、食べたり、飲酒を繰り返すことで、暴力的になったり、膝を擦ったり、撫でたりと、或いは、欲望がコントロール出来ずに、眼の前にある商品が、欲しくなったら、お金を持っていても、平気で、結果として、万引きしてしまうとか、、、、、、時間を追って、性格も行動も徐々に、変わってしまうらしい。ピック病やら、鬱病やらも困るが、何やら、ややこしい病気が、この認知症の分類には、色々と含まれているようである。「ドクター・ジェネラル」ではないが、様々な病気の症状を、我々は、頭の中に、インプットしておいて、家族の様子をチェックするのも必要かも知れない。(もっとも、今や、観察される側に廻っているかも知れないが)肉体的にも、精神的にも、健康年齢というものは、なかなか、厄介なものであるが、残念乍ら、避けては通れぬ途であろう。せっせと、有酸素運動や、手先・指先を動かして、脳を刺激すべく、美術・工芸などの製作に励まないといけない。