小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

初秋の訪れ:

初秋の訪れ:

東京では、ツクツクホウシの鳴き声を聞いたが、これは、もう、夏の終わりに当たり、既に、秋は、もうすぐそこにきている気がしたが、小諸では、桜の樹の葉が、今や、オレンジ色に、変色し始めてきていた。萩の花は、もうすっかりと、緑色の種を膨らませている。彼岸花の球根の花が、高く、空に向かって、紅色の花を咲かせる準備をし始めているし、モミジの葉は、葉先が、ややオレンジ色に変色するのも、もう時間の問題なのかも知れない。白い花を咲かせていた綿帽子の木々も、赤いオレンジ色の種を落とし始めていて、その熟した実を野鳥たちがついばんでいる。ドングリの緑色の木の実が、パラパラと音を立てながら、落ち始めている。蕎麦の白い花が、畑一面に、咲き乱れているが、これも、時間の経過と共に、やがて、黒い枯れた実をつけることになるのであろう。新蕎麦の季節が待ち遠しい。田んぼでは、稲穂が黄金色に、穂先を垂れ下げ、刈り取りを待つばかりである。久しぶりの青空は、空気が澄み渡り、気持が引き締まりそうである。秋茜の群れも、数を増しているような気がする。もう、真夏の強い日差しを遮ってくれた簾も必要なくなり、来シーズンまで、お蔵入りであろうか?チャンと干した上で、しまうタイミングを見計らっている。あんなに活躍したガラス戸の網戸も、もう、日中でも戸を閉めていないと肌寒いくらいである。日中は、蒸し暑く、まだ、車中では、真夏の様相であるが、朝晩は、すっかり、肌寒くなってきた。肌掛けだけでは、夜中は、寒くて、毛布が必要となってきた。秋のお彼岸でも過ぎれば、急速に、秋の気配が深まることは確実であろう。今年も又、残すところ、後3ヶ月しか、残っていない時節が近づこうとしている。