小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

長野マラソン完走者リストなるもの:

 

長野マラソン完走者リストなるもの:

 

ボストン・マラソンの爆破事件の余波もあろうかと思われたものの、厳重な警備よりもむしろ、予想だにしていなかった突然の春の雪の方が、むしろ、大敵では無かったのではないだろうか?それにしても、東京マラソンなどの完走者リストなるものが、新聞に載るなどということは、きっと、ないであろうが、翌日の信濃毎日新聞には、当日のマラソンの完走者の氏名と公式時間が、載っているではないか?長野冬季オリンピックを記念して、開催された同マラソンも、今回で、15回になるそうである。しかも、9068人のエントリーの内、7784人が、何と完走したというではないか?雪により、車椅子マラソンは、残念乍ら、中止を余儀なくされたのは、参加を予定して、練習に励んでいた人達には、さぞかし、残念なことであったことであろう。男子の一般の部での日本人初の優勝に輝いた川内選手を筆頭に、女子の部も含めて、全部で、11頁の紙面で、完走者の名前とネット・ランニング・タイム、出身地・所属が、記載されている。全て、一々読むわけにもいかないが、それぞれの人生を想像するだけでも実に面白いモノである。それにしても、すごい人数であるし、又、雪が降りしきる中でも、ボランティアで、沿道で応援したり、給水や警備を手伝ったりする人達が、大勢いたことにも驚く。別にマラソン・ランナーでなくとも、こういうローカルな大会には、声援と拍手を送りたくなるのは、不思議なモノである。東京マラソンなどは、都心の交通規制が、広域に亘り、甚だしく、不便になるものの、こういう地域のマラソン大会は、なかなか、興味深いモノがある。経済的な効果などと、狭小なセコい考え方は止めた方が、長期的には、大会自体が盛り上がるかも知れないであろう。