小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

はすみふぁーむ&ワイナリーで思う:

はすみふぁーむ&ワイナリーで思う:

東御市の祢津という地区は、歌舞伎で、有名であるが、何処なのか、新聞では、見聞きしていても、分からず終いだったが、たまたま、フェースブックのご縁から、ここを訪れる途中で、偶然、その場所も初めて認めた。ものの本によれば、どうやら、祢津という地名の由来は、根津の二文字、根と津から、来るらしいが、保元の乱の時に、根津(祢津)神平貞直、滋野道広の子として、海野氏や望月氏らと、源の義朝の支配下で活躍したと、保元物語のなかに、出てくるそうである。もっとも、もともと、子(ね)の神:根の神を祀るという風習があるらしいが、、、、、それは、どうやら、根(麓)の神で、山の神を祀るという一種の民俗信仰のことでもあるらしい。そして、津とは、水の滴るところに、人が集い寄ると場所という意味であるらしい。この辺りは、御牧ヶ原もそうであるが、所謂、勅旨牧という朝廷などの所用とする馬を供給する牧場であったようである。成る程、そうすると、千曲ワイン・バレー構想というものも、この周辺の山岳地帯から、緩やかな起伏に富んだ麓へと連なる根と津が、やがて、(祢津)と言う形で、ブドウ栽培の適地として、構想されてきたのかも知れない。

2005年にiターンで、志高く、この地に、フロンティア・スピリッツでやってきて、ワイン作りに、試行錯誤しつつ、2010年にようやく、念願のワインに結実したようである。この間の経緯は、HPやフェースブック・ページやブログで、詳細、観て貰えれば宜しいが、今日の閉塞したような日本の状況下の中で、一から初めから、こうした事業を起業して、ITツールを駆使して、頑張っている地方都市の起業家を、都市に住む人々は、一体、具体的に、どのように、支援できるのであろうか?況んや、形而上学的なコンセプトへの理解とか、思いやりとか、だけではなくて、具体的に、その主体的な行動で以て、如何に支援してゆけたら、はすみふぁーむ&ワイナリーさんにとって、何が、ベストなのだろうか?年寄りは、労働提供出来ないのだから、一生懸命、その製品を購入して、おいしいワインやジュースや、ジャムを一生懸命、消費し、食べることで、或いは、友人に、宣伝して、動く無償の広告塔訳になることなのであろうか?地産地消運動でも、グリーン・ツーリズムでも体験型・滞在型農園でも、何であれ、本当に、都市住民が、現地のスタッフとともに、地域のコミュニティー・ビジネスを活性化・盛り立ててゆく応援団になるということは、一体、どういうことなのであろうか?そして、具体的に、どういうことを行ってゆけばよいのであろうか?眼下に広がる穏やかな丘陵のブドウ園と遠く春霞が掛かる幾重にも重なる山並みを観ながら、自問自答してしまう。折角だから、購入したビンテージ・ワインのChardonnayと、Cidreでも、ゆっくり、飲みながら、改めて、何が出来るのかを考えてみることにしよう。老犬介護の湯治客には、飲みながら、つい、うたた寝してしまいそうであるが、、、、、、。次回は、Merlot か、Pinor Noirか、赤系で、迷ってしまうが、、、、、。やはり、飲むことが、一番の支援と貢献になるのであろうと、我が儘勝手な自称呑ん兵衛は、そう考える次第です。こりゃ忙しいね!地酒も呑まなければいけないし、、、、、ワインも、、、、、ただ、実に、よい口実が出来たものであることは嬉しい限りです。是非、一度、行かれることをお勧めします。上田柳町にも、直営ワイン・ショップがあるそうです。事前に、営業時間をHPで、確認して下さい。あなたの隠れ家的な御用達のワイナリーにピッタリかも知れませんね。

 

はすみふぁーむ&ワイナリーHP:フェースブック・ページ、ツィッターもあり

http://hasumifarm.com/