小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

カラーの花が、今年も、咲いた!

義理の母から、畑に植えられていたカラーの花を、何年か前にもらい、玄関正面の小さな庭に、地植えしたところ、毎年、白い可憐な花を、貴高く咲かせる。残念乍ら、数は、施肥が少ないのか、球根が毎年、か細くなってしまうのか、日照が、少ないのか、数は、多くなく、せいぜい、一つか、二つであるが、、、、、。今年は、管理が良かったのか、どうか、分からぬが、何と、小さな花が、三つも咲いた。それだけでも、嬉しくなる。何とも、上品な、可憐な花である。高級なホテルの玄関などには、時として、大きな花瓶に、思い切り、数多くのカラーが、生け花として、飾られていることがあるが、実に、羨ましい限りである。緑色のすらっとした長い茎とロート状の花の白さのコントラストが、実に、バランスがよろしい。好奇心から、よく出来ている造花ではないだろうかと、手で触って、確認したくもなる。我が家では、流石に、咲いた花の数が、少ないので、カット・フラワーで、活ける訳にはゆかないが、当分は、そのまま、地植えで、しばしの鑑賞を愉しめそうである。雪柳、小手毬、花桃、つつじ、などの花達も、一段落して、紫陽花の花が、只今、準備中である。「美しい”花“がある。”花“の美しさというようなものはない。」という小林秀雄の言葉が、ふと、突然、脳裏をよぎる。「美しい美がある、美の美しさをあれこれ言うことに意味は無い。」、、、、、、。すると、今度は、世阿弥の言う能における”花“とは、何か?と、、、、、、、。花伝書を、読み返してみるか、、、、、、、。