小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

災害緊急時でのツィッターの強み:

災害緊急時でのツィッターの強み:

緊急時でのマス・メディアの役割は、今や、ツィッターや動画投稿サイトに取って代わられ始めていることが、先般の広島での土石流災害の時も、今回の御嶽山の噴火災害をみても、もはや、否定は出来ないであろう。ニュースでの偶然のNHKのクルーによる爆発の撮影よりも、頂上付近から投稿された画像を見ると、その迫力と云おうか、生死を分けるような切迫感が、リアル・タイムでこちらに側に、伝わってくる。もっとも、この投稿者達は、無事、下山できたのであろうか?砂礫が、降る中、画面は、真っ暗になり、そこで、途切れているが、その後のツィートは、どうなっているのであろうか?更に、投稿を検索していたら、何と、頂上付近で、爆発1分前に、皮肉にも、「1人でのんびり御嶽山」というように、池のブルーと雲海画像と火口が、晴天の下で、はっきりと、映っていたが、この投稿者は、一体全体、その後、どうなってしまったのであろうか?諸々の画像を見ている限りは、まるで、下山する登山者達が、尾根を這いずり回るような蟻ん子のように、見えるが、その背後には、噴煙が黙々と迫り来る。これは、CG画像ではない。他ならぬリアルな現実である。しかも、そこには、生死を懸けた、つい先ほどまで、お昼のお弁当を愉しんでいたり、晴天下の紅葉登山を楽しんでいた登山者の現実があるわけである。それにしても、NHKの先般放送された「メガ・ディザスター」の中でも、御嶽山桜島の噴火の可能性と火山マグマの動向を特集していたが、まさに、その警鐘の如く、微弱性の火山地震の後に、水蒸気爆発が、突然、起きるとは、誰が想像したであろうか?地震予知も火山の爆発の余地も、まだまだ、科学のメスが、なかなか、入る余地がないのが現状なのであろうか?雲仙普賢岳火砕流の悲劇も、決して忘れることは出来ないが、今回の御嶽山の爆発も又、残念乍ら、犠牲者が、増加しそうな勢いである。救援隊・救援医師団にしても、ヘリコプターの操縦にしても、決死の覚悟で、最期は、人間の力でないと、所詮は、救出は無理なのであろう。ロボットの遠隔操作という訳には、簡単にゆかないようである。流石に、軽トラック大の噴石が、降り注いでくるようでは、たまったモノではないし、高温のガスや灰が降り注ぐのでは、しかも、辺りが真っ暗な状態での下山では、たまったモノではない。中高年の登山者も多いであろうし、情報が整理されるに連れて、もっと、詳しい被害状況が明らかにされてくるかも知れない。30数人が依然として、心肺停止の状態では、おおいに、心配である。