小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

老々犯罪という構図:

老々犯罪という構図:

老々介護という言葉があるが、最近では、老人による老人を食い物にする犯罪が、露見するに至っては、この社会は、相変わらず、弱者が、同じ弱者を標的にする構図なのであろうか?それにしても、痴呆症を患う資産家の老女を、同じ老人同士が、まるで、共食いの如く、その資産を奪うに至っては、世も末である。そこには、共助とか、協働とか云う概念は、微塵も感じられず、地域社会での互助なる精神も、見当たらない。孤独な老人による、或いは、精神的な病気でもあろうと想像すらされる老人による万引きも、今や、若者を上廻る勢いである。単なる家庭の崩壊とか、地縁・血縁の崩壊社会とか、無縁社会とか云う言葉で、簡単に、語り尽くせない何か、社会のドロドロしたような底流が、流れているような気がしてならない。資産を守るとか、継承するとか、公証人を選択するとか、自分で判断が出来る内に、何らかの形で、きちんと対策を立てておかなければ、いつ何時、善意を装った同世代が、知らぬ間に、自宅に、出入りするような光景が当たり前になるやも知れない。オレオレ詐欺や特殊詐欺なども、依然として、勢いが止まらないが、今後、老人同士での犯罪や詐欺などが、増加してくる可能性が強いという兆候なのであろうか?様々な現代的なトレンドを事前に知っておかなければ、先行き危ういことになりかねない。