小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

和菓子屋と洋菓子屋:

和菓子屋と洋菓子屋:

都会では、全く、この二種類の菓子屋は、分業であろうが、地方では、なかなか、味のあるものである。女房殿が、小さな和菓子屋で、お団子を購入したいというので、初めて、その和菓子屋を捜しながら、車を進めて、多分この辺りであろうとおぼしき周辺で、眼を凝らしてみても、それらしき小さな和菓子屋は、見つからない。仕方なしに、Uターンをしようとして、ぐるっと廻ると、大きな看板の目指していた和菓子屋の屋号が飛び込んできた。小さな和菓子屋ではない。立派な大きな和菓子屋である。中に入ると、何とそこには、古道具屋や、江戸時代からであろうとおぼしき箪笥や様々な小道具が展示されているではないか、しかも、和菓子だけではなくて、洋菓子までもが、ショーケースに並んでいるではないか?成る程、店自体も、扉は、恐らく昔先人が使用していた木製の扉をそのまま、活用して、或いは、生活の中で使用していた旧い道具をインテリア・デザインとして、オーナメンテーションとして、活用し、更には、いつの頃からは知らぬが、店主が、きっと、和菓子から、ケーキやスイーツを創作して、時代に、応じて、その和菓子という伝統の味を守りながら、洋菓子にも、商売の幅を拡げて、きっと、今日に、至ってきたのであろうことは、想像に難くない。そう思うと、他の旧家の和菓子屋さんも、成る程、どういう訳か、洋菓子も同時に、提供していることを改めて、想い起こされる。胡桃菓子で有名な和菓子屋も、確かに、くるみのスイーツやケーキも売っていたし、一寸したギャラリーを併設していて、地方の文化活動を支援していることを想い起こした。串団子を3色購入して、食したところ、何と、中身の餡は、胡桃餡であった。なかなか、これは、東京ではお目に掛かれない一品である。むろん、ついでに、食べてはいけないリストの筆頭である洋菓子ケーキも、特別の許可の下、購入して貰った。これ又、和菓子に負けじとばかりに、大変、よろしい味わいであった。子供の頃に食べた一寸大人の味愛の洋酒がたっぷり含まれたサバラン、大変、美味しゅう御座いました。地方都市ならではの和菓子屋の古き良き雰囲気を併せて味わいことが出来ました。商品力もさることながら、やはり、店舗の雰囲気は、ネット通販とは、又、別のものがあるようである。