小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

ミャンマーという国で考える:その3

ミャンマーという国で考える:その3

ヤンゴンでは、この1年くらいの間に、日本食レストランが、2倍に増えて、60軒以上も営業しているそうである。まだ、日本人や韓国人が主体らしいが、恐らく、タイヤベトナムをみても、間違いなく、生活の向上と、外国人観光客の増加に伴って、恐らく、100軒程度に、後数年もすれば、達することは間違いないであろうか?では、食材の調達は、どうしているのであろうか?やはり、ほとんどは、自前の運び屋でのバンコクや築地からの持ち込みだそうである。ここでも、この国は、二重経済である。表向きの正規ルート鎖国化と、裏の顔である、運び屋や、山岳地帯の国境越えによる密貿易による輸出入である。何とも、コンプライアンスという言葉が、馬鹿馬鹿しいほどに、空虚に聞こえてくる。これが現実なのであろう。経済がオープン化するまでには、どうやら、こうした二重構造が常に、併存・共存するか、当局は、現状を知りつつも眼をつぶっているというのが、現実なのかも知れない。良いか、悪いかという価値判断を下している限りは、無理であって、現実というものは、実際には、こういうものなのかも知れない。その意味では、大きな組織に属していないやる気のある人には、とても、面白い国であり、ビジネス・チャンス、とりわけ、ニッチのマーケットで、カネがなくても、身体一つで、頭を使えば、チャンスをいくらでも掴むことが可能な日本華僑にとっては、面白い国であるのかも知れない。何も、狭小な堅苦しい日本に住んで、鬱病に悩まされるよりも、こうした無限の可能性のある国で、勝負した方が、確率的には、良いのではないかとも思うが、そういう若者は、出てこないのであろうか?今更、自分は、そんなことをする気はないが、人間やる気さえあれば、何でもチャレンジできるような気がしてならない。現地の人が余り食べないカレイを唐揚げにした料理が、居酒屋で出てきたが、いくらでも、頭を使えば、チャンスがそこここに、転がっている。頭は、生きている間に使うべきである!もう一度、人生にやり直しが可能であれば、ベトナム同様に、チャレンジしてみたくなってしまったが、、、、、、、、、。勿体ない話である.無限の可能性にまだ富む数少ない残されたアジアの国のひとつであろうか、ミャンマーという国は、、、、、、、。これから、若い旅行者が、きっと、ベトナムカンボジアインドネシアに旅行した人達が、ミャンマーにも出掛けてくることは、容易に想像がつく。