小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

ナナアユヤ工房による消しゴムはんこで手ぬぐいを作ろう、ワークショップ:

ナナアユヤ工房による消しゴムはんこで手ぬぐいを作ろう、ワークショップ:

先日、「茶房、読書の森」で、山口マオさんの版画教室に、参加して、おおいに、右脳を刺激され、やや、活性化(?)されたので、これに気をよくして、FB上での小諸コモンマーケットによる停車場ガーデン園庭でのワークショップ参加である。何でも、どのくらいの大きさの消しゴムに、図柄を描いて、彫るのかも、想像が出来なかったから、不安であったが、白とブルーの二層に合わされた葉書大のゴム版に、工作用のカッター・ナイフで、彫ってゆくものである。その後、これを布染色専用のインクで、手ぬぐいに、スタンプを押し当てるようにして、後は、お家で、アイロンを掛ければ、マイ・オリジナル手ぬぐいの出来上がりである。一寸、彫刻が難しいという人には、特別に、先生が既に彫っておいた好みの図柄を選んで、はんこを押す要領で、製作すれば良いだけである。これなら、大人も、小さな子供も、一緒に、親子で、作業可能である。今回は、事前に、ドングリの木の実と枯れ葉のデザインをスケッチして持参したので、これで、挑戦である。基本的な作業は、木版画のプロセスと何ら変わりはない。ゴム版に、カッターを入れるときに、何せ、ど素人だから、思い切りよく、カッターの刃先を入れるのには、勇気が要る。又、その周りを浮き立たせるべく、彫るのであるが、これも、又、なかなか、先生の見本通りには、行かないものである。悪戦苦闘しながらも、しかしながら、何とか、1時間ほどで、おおまかなデザインを彫り終え、紙に、試し刷りしてみて、修正点を確認して見て、再度、修正点を版木に反映させて、最終的な刷りに至るというものである。デザイン画の周りを十分に、しっかりと、掘らなかったので、背景に、うっすらと、彫刻刀の後が印刷されてしまったが、これが又、皮肉にも、遠い山並みのような感じで、悪くはなさそうである。葉っぱの葉脈は、流石に、一部、修正を加えなければならないが、ど素人による初回の試し刷りだから、多目にみようではないか?それにしても、存外、木版画とは違って、小さなデザインで、簡単に、素人でも出来そうである。しかも、百円ショップで、版木(葉書代のゴムで、工作・手芸売り場に売っていた)やスタンプも安く入手可能であるのが、とても嬉しい。早速、次の「山並みとすすきと月」に、挑戦してみることにしよう。慣れれば、親しい友人への手土産にも宜しいかも知れないし、親子で、或いは、夫婦揃って、製作してみるのも、これからの冬の季節には、最適かも知れない。細かい手先や指先を使うことで、或いは、指先を切らないように、注意力を喚起させたり、絵のデザインを考えたり、描いたりで、退化寸前の右の脳が、ますます、活性化されることを祈るばかりである。なかなか、興味深いワークショップであった。天候に恵まれて良かった。

 

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