小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

ブランドのリメイク:

ブランドのリメイク:

映画に於けるリメイクは、既に、様々な洋画・邦画を問わず、その歴史は古いものであるものの、ブランド、とりわけ繊維産業などに於けるブランドのリメイクは、これからなのであろうか?既に繊維産業も、日米繊維交渉などと言う言葉を記憶されている人達は、少なくなってしまったことであろうと想像される。後継者難やら、産業構造の変換に伴う企業業績の悪化で、すでに繊維関係のブランドの維持・継続は、なかなか、至難の技になりつつあるのが現状であろう。若い頃、カルバン・クラインセルジオ・バレンテやサッスーンといったデザイナー・ジーンズの華やかなりし頃に、ベーシックなストーン・ウォッシュ・ジーンズの国内生産と輸出に携わっていた頃は、エドウィンというブランドも、若者や熱狂的なブランド信仰に、支えられて、リーバイスに対抗する国産ジーンズ・ブランドでは、輝かしいものがあった。しかしながら、不正経理処理に端を発した私的整理に伴い、その輝かしい歴史にも、レナウンや、その他の繊維業界での著名なブランドの凋落と同様に、一夜にして、デフレの中で、その輝きを失ってしまったものである。何でも、最近では、著名な外国ブランドが、アディダスアクアスキュータムやら、これまで、国内繊維卸業者が、製品輸入や国内ライセンス生産で、販売卸をして、長年、知名度を上げてきたブランドも、今や、直営店舗の拡充やら、国内ライセンス生産契約の打ち切りで、大幅な主力収益商品群を失おうとしている。デフレの中で、ファスト・ファッションの進攻する中で、一度、失われたブランド信仰を、一体、どのように、伊藤忠商事も含めて、各社は、その輝きを再び、取り戻そうとするのであろうか?既に、価格破壊のみならず、その機能性ですら、クール・ドライとか、シルキー・タッチとか、機能性の面でも価格破壊を兼ね備えた商品の紹介競争の中で、果たして、これまでの、以前のような売れ筋価格帯を復活させることが可能なのであろうか?消費者の意識の変化、ファスト・ファッションに本当に対抗できるに足るブランドのリメイク・リボーンをどのようにして、繊維産業各社は、素材メーカー、縫製業者、商社、ディストリビューター、小売店も含めて、新たなブランド戦略を、提起して行くのであろうか?60才代や70才代の元ロックンローラーも孫と一緒に、購入できるデニムが、販売されるような時代が、早く来ないと、そういう商品が出てこないと、こちらの方が、先に、死に絶えてしまうが、、、、、と思ってしまう。今後に期待しますか?なるべく、早くお願いしますネ!待ち望んでいます。