小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

ネオ蚕業革命、新産業革命なのか?:

ネオ蚕業革命、新産業革命なのか?: 富岡製糸場が、世界遺産に登録されたのをきっかけにして、蚕による絹糸の蚕業、とりわけ、遺伝子組み換えによる蚕の先端工場が、まるで、ネオ産業革命ならぬ、蚕業革命と呼ばれるまでに今や注目される湯になってきたようである。とりわけ、11種類の様々な色に光る絹糸の登場とか、高機能シルクやタンパク質の人工血管や再生医療でのスポンジやフィルムに、更には、オーディオの絶縁材料にも応用されるようになりつつあると、、、、、。これまでは、繭からとれる絹糸に魅了されていたが、どうやら、遺伝子組み換えによる蚕の登場で、様々な広範囲な分野に、応用が期待されることになる。化粧品や医療品の原料を蚕に作らせるという段階にまで、突入していると言うことなのであろう。もっとも、食物用の遺伝子組み換え農作物は、今日でも、様々な議論があって、加工品でも、豆腐や納豆でも、大豆やとうもろこしの遺伝子組み換えを安全性が担保されていないという理由で、今日でも、非遺伝子組み換えの保証を現に要求されているのが実情である。一体、口に入るものは、安全性の問題があって、口にはいらないものは、再生医療にも化粧品にも、衣料製品にも、応用されて然るべきなのであろうか?シルクロードという絹の道ではないが、今や、ネオ産業革命による新しい「蚕業」の先端工場が、続々と登場して、現代の絹の道ならぬネオ・シルクロードが、日本を起点として、全世界にネットワークを構築できるのであろうか、世界標準ならぬ「ネオ蚕業革命」の基準は、日本から、発信できることを期待してみたいものである。昆虫工場などと馬鹿にしてはならないかも知れない。衰退した繊維蚕業が、今再び、脚光を浴びる時代が、ついそこまで、来ているのかもしれない。そう思うと、日本も、棄てたモノではないのかも知れない。繊維会社が、インターフェロンを生産する工場になるやも知れない。株価が安い間に、株でも買っておいた方がいいのかな???