小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

農家レストラン、里の食にお邪魔する:

農家レストラン、里の食にお邪魔する:

信州せいしゅん村を主宰している小林さんが、上田市武石沖の信号の横に、談笑こみゅにてぃー、交流の駅、農家レストラン、里の食を出店したというので、一寸、お邪魔することにした。古民家を再利用しながら、机も、昔の結婚式披露宴の長い机を思わせるような、誰もが、気楽に、知らない客同士も声を掛けられるような仕組みで、考えられている。(このきの机自体も、一見の価値はある。) しかも、襖や、壁には、様々な昔の絵画や旧い書体の襖が、そのまま、時間を超えて、出迎えてくれる。そして、床の間には、昔使われていたであろうと思われる様々な小道具が、所狭しと並べられ、食事を楽しむだけでなくて、待ち時間にも、全く、退屈することはないであろう。2階は、これ又、立派な農民工芸文化に裏打ちされた素晴らしい工芸品が、壁に、展示されていて、お客の中には、売っては貰えないのですかという質問も、出るほどのものだそうである。単なる食べるだけの、或いは、地域雇用を創造するだけの農民レストランではない。これは、世代を超えたしっかりした食育と地方伝統文化伝承と更には、地域の活性化を哲学として、バックボーンに有していると言うことがすぐに理解できる。何よりも、下を向きがちな住民に、明るさと希望と自信を蘇らせることが素晴らしいではないか?今後は、隣接する土地に、徐々に、Gファームという、元気な爺さん婆さんが、農業体験をしっかりと若い孫の世代にも、或いは、都会や地方都市の園芸愛好者へ、一緒になって、野菜つくり・土つくりの手ほどきを協働出来る場と機会をそこで、得られるようにも、考えているそうである。美ヶ原へ、或いは、白樺湖へも通じる三叉路の場所もさることながら、これまでの信州せいしゅん村という「人はふれ合って初めて成長する」という農村生活体験型の哲学、或いは、故郷を歩いて学ぶ「観郷ウォーク」、更には、学生や海外からの「ほっとステイ」という周辺地域での受け入れ体制など、ホテルや農家での受け容れも含めて、有機的に、地域の人間の意識改革や、本来は、強みであるべきポイントが、実は、いつの間にか、ウィーク・ポイントに転化してしまっている問題に、初めて自覚することになる。こうなると、もはや、長和、武石、青木村や真田や蓼科、茅野と言った各地域毎での「緩い連邦制・合衆国制度」も、今や、点から、線へ、そして面へ、更には、地域へと、拡大していきそうな雰囲気である。もうこうなると、一種の公的なビジネス・モデル、しかも、独占的な私的な独りよがりではなくて、ノウハウの公開と更なる進化、まるで、LINUX方式のようなモノではないだろうか?お互いに、良いところをどしどし取り入れて、何も、ライセンス料やロイヤリティーを貰わなくても良いではないか、、、、、、。単なるボランティアでも駄目であるし、又、そうかといって、一つの私企業体でもこれまた、駄目で、あるときは、NPOで、あるときは、共同出資企業として、色々な顔を持ちながら、運営されて然るべきで、様々な専門的な知識も、色々な人々から、異なる知恵を出して貰えば、素晴らしい方向へと進んでゆくのではないだろうか?どうも、長く、運動体として、運営をしてゆくのには、やはり、どこかで、人と人との繋がりが、必要になり、組織として、これを柔軟に、取り込み、昇華しなければうまく行かないのではないだろうか?そうした良い意味で貪欲なアメーバのような運動体として、進化して貰いたい物である。今後は、アートや、様々な催し物・イベント、文化発掘が、企画されよう。この次は、是非、寒晒し十割蕎麦を戴きたいものである。それにしても、6食田舎食(日替わり)に出てきた私の嫌いなミョウガが、何故、あんなにも、甘酸っぱく、蜂蜜でじっくり煮たような味で、難なく食べられたことに、自分でも驚かざるを得ない。一度ならず、何度も、行きたくなる農家レストランである。腰が悪いので、下足場には、靴を履き替えられる椅子があると嬉しいですね。是非、一度、行ってみる価値はありそうです。

 

談笑コミュニティー 交流の駅<たけし>農家レストラン 里の食

郵便番号 386-0503 上田市武石沖669-2  Tel: 0268.41.4141

場所は、国道152号の(武石沖)信号機傍になります。

 

http://www.kouryu.or.jp/information/gt/a51k290000007u29.html