小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

完熟桑の実を摘まむ

完熟桑の実を摘まむ
間が悪いとは、こういうことを言うのであろうか?散歩の途中に、山の神が、偶然、完熟した桑の実を摘まんだら、とても美味しかったというので、買い物に行く途中で、車を止めて、私は、車内で、待つことにしたところ、普段は、車も人も滅多に通らないのに、その時に限って、偶然、一台車が前方からやってきて、しかも、その桑の木の傍に、停車して、人が降りてきた。既に、山の神の手中には、4-5粒ほどの完熟した濃い赤紫のベリー色をした桑の実が、握られていて、会釈をしながら、車に戻って来た。何とも言われぬ甘酸っぱい味の木の実である。昔の子供達は、自由に、こうした季節の木の実や、柿などを遠慮会釈無く、愉しんだのであろうか?今では、ブルー・シートを下に敷いて、完熟した木の実が、落ちてくる頃合いを見計らって、収穫するそうであるが、野生の桑の実などは、誰も、ここら辺では、見向きもしない。昔は、養蚕が盛んな頃には、桑畑も随分とみられたが、今や、休耕田とも畑とも区別がつかないところに、ひっそりと、桑の木が、残されて、唯一、木の実がなる頃に、それが、桑の畑だったのかと気づかされるのが、関の山である。慌てて食べたので、完熟した実が、ポロッと落ちて、車のシートに紫色のしみを作ってしまった。この次は、ゆっくりと味わうことにするか、、、、、、、。