小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

箸置きのある食卓風景

箸置きのある食卓風景
女房殿が、珍しく、夕食の時に、箸置きを出してくれた。理由を尋ねると、新聞の投書欄に、箸置きに関する投書を読んで、出してみたと説明があった。箸置きは、箸を置くときに、その先端を舐めたりせずに、片方の手を添えて、その所作振る舞いが、優雅になるそうである。一度、お試しあれ!成る程、箸置き一つで、確かに、久しぶりの日本酒の晩酌も、何とはなしに、ささやかな夕食の雰囲気も、多少、華やぐような気がしないでもない。そう言えば、ランチョン・マットや、漆の小盆、小鉢、コースター、箸置き、等の小物類は、食器も含めて、日常の食卓を、非日常の世界へ、誘うような魔術師のようなモノではないか?たまには、ぐい飲みや、お猪口も、変わったお気に入りのものや、ワイン・グラスも、一寸、音のよいグラスに、変えてみると、地酒も、ワインも、何か、一味違ったものに、感じられるのではないだろうか?自ずと、その所作振る舞いも、優雅な風流なモノになるのではないだろうか?梅や桜の花枝や、松葉の箸置きも、なかなか、乙なもので、移ろう季節を感じつつ、自然とともに、所作も一体になるのであれば、これ以上の愉しみに勝るモノは無い。エコなマイ箸だけでは無くて、何種類かのマイ箸置きというのも、良いのでは無いか。それで、ゆっくり噛むようになれば、ダイエットにも、更なる効果があるかも知れない!?食器棚に眠っている別の箸置きを、又、使ってみることにしよう。