小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

雨上がりの早春の朝の空気
まだ、肌寒く、深呼吸をすると、吐く息が、白く、長くなる。毛糸の手袋が必要である。しかし、何とはなしに、そんな中でも、やや、空気が、春めいてきた感じがしないでもない。これまでは、未だ早い、早春の朝の空気を、現地で、味わったことがなかった。今年は、初めて、遅い早春の、しかも、雨上がりの爽快な新鮮な空気を、味わうことが出来た。何とも、清々しい空気である。とりわけ、雨上がりであるから、里山の林の中の空気が、ひときわ、美味しく感じられる。我が老犬は、相変わらず、いつもの場所で、鼻を草の中に、突っ込んで、何かの臭いをクンクンと嗅いでいる。耳の後ろに、草の雨粒が、見事に、一粒、ぽつんと、毛先に、浮かんでいる。時たま、何を思ったのか、猟犬の血が混じっているのか、急に、ジッとして、前脚首を、折り曲げて、何かを狙っているような仕草を始める。きっと、眠っていた野生の本能が、刺激されるのであろうか?その後、また、いつものように、トボトボと、歩調を、まるで、私に合わせてあげているよという風に、歩き始める。こんな新鮮な空気を毎朝、吸っていたら、長生きする筈である。長野県は、死亡率が、低い県らしい。成る程、頷ける。