小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

ある飼い犬の訃報に想う

ある飼い犬の訃報に想う
小諸の茶房、「読書の森」の看板犬である「のんちゃん」が、13歳で、半年に及ぶ闘病生活の末に、天国へ旅立ってしまったそうである。お彼岸とも重なり、「くるみおはぎ」を「湯ふる田中」で買い、お供物として、(もっとも、人間の口に入るのであるが、、、、、、)これを携えて、お悔やみに行って来た。娘さんの腕の中で、安心して、眠るように旅立ったそうであるが、その前には、鎮痛剤が切れたのか、とても、痛がったそうであるが、最期は、眠るように、死後硬直もなく、暖かく、腕の中で、亡くなられたそうである。茶房のマスターより、ずっと、お客様には、人扱い(?)が、うまかったらしく、大いに、人気があったそうで、入り口から、お出迎えして、玄関先へ、更に、店内まで、案内をしてくれていたそうである。今月初めに見たときには、もう既に、薪ストーブの横で、力なく、眠るように、専用の毛布の上に、横になっていた。皆から、愛され、戒名までも、戴いたそうで、何とも、幸せな犬生だったのではないだろうか?お墓も大好きな場所に、トルストイフ風に、作って貰うそうで、何よりである。長いこと、ご苦労様でした。ゆっくり、お休み下さい。我が老犬も、満17歳を過ぎ、背骨が曲がり、やや、後ろ足が衰え、腰の部分に、神経痛が、出てきて、痛がる仕草をみせ始めている。眼も耳も不自由になり、散歩も、時間的に、短くなってきた。いずれ、来るであろう「その日」には、しっかりと、この腕の中で、包み込んであげて、連れてきた子犬の最初の日同様に、指をたっぷり舐めさせて、安心させてあげたいものである。そんなことを知ってか、知らずか、丸くなって、毛布の上で、すやすやと、寝入っている。

茶房 読書の森、小諸 里山の愉しみ:
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