小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

東京はすっかり、春盛りであった:

東京はすっかり、春盛りであった:

一寸、所用で、東京へ戻る途中、高速道路では、徐々に、山を下りてゆくに従って、東京に近づくにつれて、花の開き方も、違って来るのに気が付く。モクレンなのか、それとも、コブシなのだろうか、白い花が、木々一杯に、咲き誇っている。朝鮮レンギョウと思われる黄色い花々が、土手を彩ってもいる。流石に、碓井峠は、未だ、北側の陽の当たらない斜面には、2月の雪が溶けずに残っている。暖かな空気と山の冷たい空気とが、ぶつかり合ってなのであろうか、霧が、峠をいつものように、蔽っている。それでも、一寸は、春めいている感じが、しないではない。段々、東京に近づくにつれて、桜もちらほら、開花しているのが見られる。既に、花が、木一面に、拡がっているものもある。東京の我が家の路面に面した白木蓮は、既に、一部、散り始めて、黄色のろうばいは、今を盛りに、そして、花桃は、ピンクと白の花を、見事に、開花させ始めていた。草木も、一斉に、春の雨を受けてだろうか、その緑色の葉や芽を出し始めている。やがて、茶色から、一斉に、緑の色へと、景色が変わってゆくことであろう。あっという間に、茶色の世界から、緑色の世界へと、里山も、もう少しで、衣替えをすることであろう。それにしても、春の息吹を感じると謂うことは、いつになっても、愉しみなことである。里山に桜の花が咲くのは、まだ先のことであろう。