小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

桃源郷の如きあんずの里をゆく:

 

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桃源郷の如きあんずの里をゆく:

 

もう20数年前のことであるが、旧更埴市、現在は、名前が、千曲市と名前が変わってしまったが、あんずの里へ、出掛けてみた。やや、花は、もう満開を少々過ぎたくらいであるが、遠く、山頂に掛けて、徐々に近づいて行くにつれて、ピンク色のまるで絨毯のような帯が、幻の桃源郷の如き趣で、見事に、そこには、あんずの花模様が、見てとれる。元禄の時代、伊予宇和島藩主、伊達宗利の息女、豊姫が、第三代松代藩主、真田雪道候に輿入れる折りに、故郷を偲ぶよすがにと、あんずをうえたのが、始まりだと謂われているが、その後、殖産や飢饉対策のために、奨励して、300余年の後に、今日の姿になったと謂われているが、、、、、それにしても、まるで、花咲か爺さんが、一挙に、花を咲かせたかのような趣で、小高い山腹から、眼下を見下ろすと、それは、見事なまでのピンクの絨毯である。更に、遠方には、未だ白い雪を頂いた北アルプスとおぼしき山並みが、くっきりと見てとれる。昔、NZの南島で、アプリコットの缶詰工場で、ジャムつくりを見学したことがあったが、残念なことに、収穫時期であって、こうした「花見」でなかったのは、誠に、残念であった。現地に、ゆけない方々は、こちらで、少しでもその雰囲気を愉しまれてみたら如何であろうか?信州では、今や、梅・あんず・桜・レンギョウ・こぶし等、紅白・ピンク・黄色、見事に、同時に、一挙に、百花繚乱の装いである。

 

千曲市観光協会HP:

 

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