小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

一寸、気になるCM:

一寸、気になるCM:

ダイワハウスのCMに出てく竹野内豊が、何気なしに、心の裡を語るつぶやきが、何やら、気になって止まない。二人の子供達が、ボール遊びで、天井まで届かんばかりに、ボールが浮き上がっても、結局天井には届かず、思わす、その妻が、「天井が高くていいわねぇ!」と云われたので、「そうだねぇ!」と思わず、本音とは別のつぶやきが、思わず、出てしまった。しかも、それが、一度ならずとも、二度も、自分を偽って(?)同意してしまうのである。それは、丁度、平和な理想的な円満な家庭なのか、それとも、見栄えの良い夫婦関係なのか、或いは、それを演じている自分が、実は、愚かしいいのか?最近、CMには、この種の風景が、やたらと、多いような気がする。リリー・フランキーをして、「俺は、家庭では、野党である」、とか、ラ王のラーメンを作ってくれと、妻に、はっきりと、ものを云えない西島秀俊演じる夫とか、昨今は、こうした、「亭主の心の裡」を吐露するかのような類のCMが、数多く観られると云うことは、それだけ、亭主が、精神的に、誰かの眼に見えない重圧に、押しつぶされてしまっているという時代背景があるのであろうか?私には、それが、分かっていても、誰だなどとは、断言出来る勇気は、残念乍ら、持ち合わせていないからこそ、一寸、気になってしまうのであろうか?昔なら、主客転倒して、髭を生やした偉そうな親爺が、「天井が高い方が、良いなぁ!」と妻に向かって、同意を求めそうなCMであろうが、時代も、変わったモノである。若い現役のご主人達は、如何が、受け止めるのであろうか?気になるところである。