小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

Used in Japanという言葉:

Used in Japanという言葉:

以前、来日したベトナムの友人がmade in Japanの商品を100円ショップでお土産に買って帰りたいというので、そんなものはないが、まぁ、見てみるかと云うことで、捜していたら、何と、ごますり器が、made in Vietnamだったのには、お互い、顔を見合わせたことがあった。今や、made in Japanも、なかなか、捜すのにも一苦労である。もっとも、最近では、何でも、used in Japan という所謂、古着や中古車などが、海外で、その価値が再評価されているらしい。成る程、考えようによっては、中国製であっても、日本的な製品規格と検品基準で、しかも、日本で販売使用されたものであれば、結構、中古品であっても、洗濯をしてみると、実に、その品質は、依然として優れていて、しかも、日本語が入っていても、逆に、それが、デザイン性と思われるようで、海外では、商品価値が高まるようである。そういえば、昔、デニムの製品輸出に関わっていたときには、B反とか、規格外の商品の販路を常に、考えて商売していたが、今や、used in Japan として、リユース・輸出も一つの販路として、商売になろうとは、なかなか、面白いものである。どこに、商機が、あるのか、考え方を変えて、取り組めば、いくらでも、可能性があるのかもしれない。マイクロ・ファイナンスを活用して、現地の売り子を自分のディストリビューション機構の中に、うまく取り込むのも、なかなか、ユニークなビジネス・モデルではなかろうか?中古再生技術とか、車や機械の整備ノウハウというものも、ニュービジネスの可能性をおおいに秘めていることが理解されて面白いものである。これからは、自由な発想で、どんな新たなビジネス・モデルが出てくるのであろうか、おおいに楽しみである。