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小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

中森明菜で聞く「駅」:

中森明菜で聞く「駅」:

最近、すっかり、このカバー曲が、お気に入りになってしまった。カバー曲というのだから、元は、竹内まりやの曲であるが、こちらは、ほとんど聞いたことがない。どうも、原曲の方が、元気の良いオフィス・レディーの歌い方のようで、カバー曲の方が、ずっと、イメージが、膨らんでいるようで、世界観が合っているような気がしてならない、試しに、検索でもして、聞き比べてみて下さい。(徳永英明よりも、更に良しかな?)その意味がおわかりになるかと思われます。カバー曲というものは、所詮、原曲を超えることが出来ないと云われているものの、中には、原曲を圧倒的な世界観とイメージを塗り替えて、再構築の末に、自分の唄の世界観にしてしまうことがあるのではなかろうか?どうも、元気の良いというよりは、今にも、壊れてしまいそうなそんなか細い、か弱い繊細な歌い方である。人は、時として、偶然何処かで、何の気なしに、すれ違っていたり、ほんの数秒の瞬間の違いで、実は、出遭うことなく、すれ違っているのかも知れない。それでも、何かの悪戯で、この男女のように、2年の年月を経て、別れても、偶然、宵闇の迫る黄昏の駅で、小雨の降る中、駅の改札口に向かう人並みの中に、偶然、歩き去る一瞬の刹那に、彼女は、元彼に抱いた気持を、感慨深げに、こう、追想するのかも知れない。

 

見覚えのある レインコート、

黄昏の駅で 胸が震えた

速い足取り まぎれもなく

昔愛した あの人なのね

懐かしさの 一歩手前で

こみあげる 苦い想い出に

言葉が とても見つからないわ

あなたがいなくても こうして

元気で暮らしていることを

さりげなく 告げたかったのに

 

二年の時が 変えたものは、

彼の眼差しと 私のこの髪

それぞれに待つ人のもとへ

戻ってゆくのね 気づきもせずに、

ひとつ隣の車両に乗り

うつむく横顔 見ていたら

思わず涙 溢れてきそう

今になって貴方の気持ち

初めて分かるの 痛いほど

私だけ 愛していたことも

 

ラッシュの人並みにのまれて

消えてゆく 後ろ姿が

やけに哀しく 心に残る

改札口を出る頃には

雨もやみかけた この街に

ありふれた夜がやって来る

La La La……….

 

実に、詞も宜しいではないか?たまには、改札口をスーと通り過ぎないで、一度立ち止まってみて、追い越してゆく人並みを見ても良いのかも知れない。ひょっとして、ひょっとするかも知れない、、、、、、、、、。そんな想像を逞しくするような世界観である。そんな経験がなくても、想像することくらいは、決して、誰にも遠慮する必要は無いであろう。