小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

HALAL 対応食品の増加に期待する:

 

HALAL 対応食品の増加に期待する:

 

昔、タイの鶏肉加工工場を見学した時に、HALALというイスラム教徒向けの認定人が、屠殺したものでないと、現地では口にすることが出来ないと云うことを聞いたことがある。来日するイスラム圏からの観光客は、一体、日本で、何を食べているのであろうかと思っていたら、新聞記事の片隅に、フーデックスの中で、こうしたイスラム圏の人達向けに、豚の脂を排除した和菓子とか、食事のメニューを開発している人がいるらしいと報道されていた。確かに、世界的な注目を浴びている「ラーメン」にしても、豚骨ラーメンなどは、チャーシューにしても、そのスープ・ベースにしても、何でも豚由来では、美味しいラーメンも食べられそうにない。もっとも、魚介ベースなら、豚の背脂も入っていないから、安心して食べられるのかも知れないが、それにしても、随分と、遅い対応であるし、農水省のこれに対する取り組の促進キャンペーンも、手ぬるい感じがしなくはない。もっと、積極的に、モスリム教徒向けの日本食の輸出を推進しても宜しいのではないだろうか?認定工場にしても、HALALの入手の仕方などが分かりやすく説明されていて、街中のレストランなどでも、他店との差別化の中で、工場とは別に、一寸、工夫することで、活用も可能であろう。考えてみれば、豚肉が駄目であれば、大豆の植物性タンパクを利用したり、既に、カップラーメンなどでは、おなじみであろう。成る程、考えるまでもなく、日本人は、昔から、ガンモドキを、巧みに、日常生活の中で、活用してきている歴史があるではないか?日本食の美とうまさと伝統を、生かしたものつくりを、もっと、知恵を絞って、アレルギー食のきめ細かな対応が可能である以上、HALAL対応の日本食が、もっと、積極的に、海外の旅行業者へも、アピール出来れば、来日する海外旅行者もイスラム圏から増加することは間違いなかろう。そうした方策ももっと、官民一体となって、観光業に限ったことではなく、広い視野に立って、進めてもらいたいものであることを切望する。

 

日本ハラール協会HP:ご参考まで、

 

http://www.jhalal.com/halal