小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

現地WiFiに考える:ベトナム再訪 その9

 

現地WiFiに考える:ベトナム再訪 その9

 

それにしても、この国は、いつでも、どこでも、誰もが、WiFi環境で、スマホやら、i-padを駆使して、更には、私の古い友人達に至っては、夕食を食べながら、話をしながらも、2台のスマホを使って、仕事をする始末である。ほとんどの珈琲店は、WiFiで、多くの若者で溢れ、賑わいの中で、お喋りをしながら、タブロイド端末やスマホを操作している。私の古い友人の家では、面白いことに、会社では、WiFiなのに、自宅では、何と、カード式の使い切りの自分だけがPCで使用限定可能なカードを使用していると。その理由を尋ねると、何と驚くべき答えが返ってきた。即ち、「お手伝いさんが、自分の留守の時に、LINEやオンライン・ゲームに嵌まって仕事をしないことを警戒・阻止するためだから、、、、、」という理由からだそうである。何とも、皮肉な結果ではなかろうか?実に面白いではないか?誰でも、何処でも、いつでもネットにアクセスできる環境が、実は、その反面で、不都合を生み出しているとは、、、、、、全く、皮肉なことである。そんな訳で、ホテルの時は、便利でしたが、私のネットへのアクセスは、結局、外出時に、珈琲ショップで、パスワードを店員さんから貰って、時々、アクセスすることになりました。日本でも、最近では、やっと、WiFi環境が整い始めて、彼らが我が家へ昨年夏、やって来たときにも、真っ先に、無線LANのパスワードを尋ねてくる訳で、もはや、観光客には、Wi-Fi環境は、最も欠かせない必要不可欠な条件なのかも知れません。何にせよ、この国の人達は、海外とのやり取りも、Skypeのビデオ・チャットや、LINEの無料通話とか、ITの先取りで、デジカメの代わりに、今やスマホで、その場で撮影し、その場で、スマホでメールに添付送付して、今さっき撮影した写真が手許に届くという即時性から、もう逃れることは出来ないし、デジカメも今や要なしである。腕時計も、デジカメも要らないし、メモも、分厚いスケジュール手帳も、今や、要らなくなってしまった。おまけに、メールも簡単にチェック出来るし、返事もその場で、出来るわけであれば、、、、、、、。一寸、ビジネスの現場から、離れている間に、時代は、私を置き去りにして、ドンドン知らないところで、進化(?)していっているようである。私は、何処に彷徨い、行き、何処に、置き去りにされるのであろうか?それとも、永遠に、ついて行かなければならないのであろうか?現役の人達の苦労を少しばかり、垣間見た気がしてならない。そして、今や、現役のビジネスの世界は、こうした中で、現在進行中で、ますます、そのスピードを加速させているのであることを、日本ではなくて、このベトナム現地にいて、改めて、皮肉にも実感しました。いよいよ、束の間の旅も終わりに近づいてきました。