小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

ドキュメント72時間「地下アイドルの青春」に思う:

 

ドキュメント72時間「地下アイドルの青春」に思う:

 

秋元康によるAKBが、国内ビジネス・モデルを完成させ、地方へ、海外へと拡大展開させつつある途上とすれば、こちらは、まるで、ハンバーガー・チェーンが、日本で、マクドナルドが、巨人で、ナンバー・ワンであった時代に、丁度、モス・バーガーが、その裏通りの安いテナント料で、しかし高品質な商品価値を売りにして、その背中を必死になって、桜田さん等が、追いかけ始めたような感じがしてならない。もっとも、その商品付加価値が、果たして、音楽的に、或いは、ショウ的にも、AKBよりも、優れているのかどうかは、芸能通でもない門外漢の私には、とんと、分からないが、、、、、、。どうやら、少なくとも、言えることは、その類似ビジネス・モデルを、あの手この手で、谷町風な「パトロン」達が、株の先物取引さながらに、先物買いするかの如くであることは間違いなさそうである。もっとも、相撲や芸術のパトロンのように、金持ちではないことは、どうやら、間違いなさそうであるものの、、、、。しかしながら、そこには、決して、先物取引で、ヘッジ・ファンドのような濡れ手で粟のようなgreedyな臭いはしないのが、何とも不可思議である。むしろ、自己満足とは云っては失礼なほどの「無私か、自己犠牲共言える程」のパトロン的な入れ込みようであるし、すさまじい「エネルギーの消費」である。「アリス十番」にしても、「スチーム・ガールズ」でも、私にとっては、初めて聞くグループ名であり、見たことも聞いたことがないものの、その貧乏を売りにした、ボンビー・ガール達が、地下のライブ劇場で、日夜、人気ランキングの厳粛な数字と向かい合ってレッスンを積んでいるのを視ると、何故か、不思議と応援したい衝動に駆られるのはどうしたものであろうか?これはもう、「サラリーマンの組織の中での数字の競争」である。似非ボンビーなのか、営業上のボンビーなのかは、定かではないが、どうやら、青春が、そこにあることは、冷厳とした事実のようである。それにしても、応援するサポーターの男どもは、あんなに、エネルギーを費やして、(浪費とは云わぬが)消耗してしまわないのであろうかと我ながら、少々心配もしてしまうが、、、、、、。主人公の女の子達は、その成功成果の如何に関わらず、宜しいが、男どもの将来が、少々、気になってしまうのは、老人のおじさんだけだろうか?もう少し、甥や姪が、大きくなったら、一緒に、見に行って貰っても宜しいが、、、、、、。劇場観覧には、多少、それなりの言い訳、大義名分が必要になろう。

 

 

 

関連HP: 興味のある方は、ご覧下さい。そこには、私の知らない青春がありました。

 

http://www.alice-project.biz/parms