小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

ヤルダ兄弟舎共催の「小諸部」、ワールドカフェで考える:

 

ヤルダ兄弟舎共催の「小諸部」、ワールドカフェで考える:

 

FBに公開された518日、当日のワールド・カフェに書き込まれた内容を、実に身勝手ながら、下記纏めてみました。「小諸の良さとは何か?」「小諸を良くするためには、何が出来るか?」「何が必要とされているか?」、各グループの共通キーワードを抜き出すことによって、その方向性をまずは、考えて行きましょう。自ずと、次は、何をすべきかが、見えてくるのではないでしょうか?What to do ? の次は、How to do ? を考えることでしょう、そして、最後には、それは、やり遂げるのは、「今でしょう!」と言うことでしょうか?年寄りからの若い人への挑戦状でしょうか?

 

 

 

*「小諸の良さとは何か?」:

 

­=風光明媚、豊かな自然が多い、(標高差の大きい、山々が連なる雄大なバリエーションに富んだ様々な景観、御牧ヶ原台地、坂道の街並み、日照時間が多い特性、桜が長く愉しめる地域特性)

 

­=住んでいる人間が気付かない大事な自然、(空気・水・静けさ・星空・樹木の緑・新鮮な食べ物・温泉等)、都会に無いものの素晴らしさ、外国人観光客にも受け容れられている。

 

400年の歴史を有する文化・昔の商都、(北国街道・海野宿、酒蔵、問屋街の街並み保存)

 

=昔の風景の保存の重要さ、(単なる建物保存ではなく、吊し雛等の文化や歴史・伝統の保存・継承の大切さ)

 

=文学・音楽・絵画・芸術・伝統の重要性とその価値(島崎藤村高浜虚子、著名な画家達)

 

=何もないことの重要性(新幹線が通らないことの良さに気付いていない、弱みを強みに転化できる可能性有り)他に無いものを守り、大切にすること。

 

=ゆっくりと散策・散歩が出来る街並み、(タイムマシーンに乗り込んだような感覚での観光)

 

=ゆったりとした時間を体感できる、散策できる街づくり(そのためのカフェが必要不可欠なようである。)

 

=アウトドア・スポーツの潜在性(ヒル・クライムやバイク・オフロード・レース、ウォーキング・ラリー等の開催や高地トレーニングセンター開設と観光の結合の必要性、単なる一点に終わらせずに、連携・多層的な結合を目指すことの重要性)

 

=点と点が、繋がらず、線に、或いは、面として、拡がりがない。(例えば、懐古園から、布引観音まで、シャトル・バス・サービスがないので、繋がらない。又、駅前に、無料駐車場がないので、車での動きがとれない。分断されてしまっている)中心部回遊シャトル・バスやディマンド・バスは、何故、出来ないのか?

 

=坂が多い街にふさわしい自転車活用の取り組みが、必要である。(チャリンコによる街並み探索)、小諸駅前通りの活用が、物足りず、勿体ない。

 

=花の観賞などの歩きながらのオープン・ガーデンや散策と途中下車のカフェ一休み

 

=住みやすい街づくり、

 

 

 

*「小諸を良くするためには、何が出来るか?」「何が必要とされているか?」、:

 

=観光は、そこに住む人とおもてなしの心こそが、大切である。

 

=様々な多様な市民活動が多い、

 

=反面、情報が内向きに終始していて、外部へ発信する拠点や場が、少なく、不得手である。

 

=国内・海外も含めた情報の発信、ネット環境、駅・駅前通り周辺や温泉でのWiFiも含めたインフラの整備の必要性

 

NPOなどの個別の活動拠点としての点と点はあっても、それが、線や面へとなかなか拡がらないのは、何故なのであろうか?(その原因と対策とは、?)

 

=もっと、有志の無償外部ボランティアーを、積極的に、活用してみてはどうであろうか?

 

=小諸に住む住民と外部とのギャップを埋める必要性がある。(どういう場が、必要になるのか?どのような運動体が、不可欠になるのか?)

 

=小諸の住人と外部からの人間とを如何に、具体的に、埋め合わせるのか?

 

=プライドが高いのではないだろうか?

 

=よそ者に対して、極めて、閉鎖的ではないのだろうか?(疎開時の小林亜星や永六輔や、島崎藤村ですら、よそ者扱いされてはいなかったか?)

 

=閉鎖的な要素の有するよい面と悪い面の認識の必要性

 

=過去の先人の遺産を食いつぶしていれば、それで、よかった恵まれた境遇である。(開発する必要性も感じられないので、逆に、それが、皮肉にも、遺る文化遺産という形になった。)

 

=空き家や農地をよそ者に貸したがらない。(清水牧場やワイナリー開発などの例)

 

=農業でやっていこうという意欲的な人への様々な就農・援農プログラムの提供の必要性

 

=観光客やウーファーを、街の人々との交流を通じて、リピータ化する手立てが必要。

 

=アニメ夏まちでの一定の効果と宣伝

 

=観光に於ける人の顔が見えることの大切さ

 

=物々交換市

 

=産直売り場での新鮮な野菜や果物だけが、代表的な土産なのだろうか?

 

 

 

*共通するキーワードから、導き出される方向性とは?

 

様々な上記の共通するキーワードから、導き出されるまちづくりの方向性としては、基本的な要素をそれぞれの核として、それらを総合的に、横断的に、纏め上げられるような運動体、並びに、政策の実現へと結びつける必要があろう。それは、専門家の分野ではあろうが、小諸に関わる住民、観光客、NPOのそれぞれが、今後どのように、小諸市、観光推進母体、等、官民挙げて、協力する体制をとれるかに関わっているであろうと思われるが、、、、、。

 

 

 

小諸の街づくりの重要な要素として:

 

1.恵まれた自然環境、自然保護を生かす

 

2.歴史ある街並みを含めた文化遺産を保存・活用する

 

3.400年に亘る文化・文学・絵画・歴史・伝統などを保存・継承する

 

4.坂の街を散策し、ゆったりと回遊する歩き・休みながらの観光ルート

 

5.各種アウトドアー・スポーツ・イベントと観光との融合

 

6.農業就農・援農振興策との連携

 

7.散策・回遊手段の具体的な検討策

 

8.その他

 

 

 

これらを、重層的に、連携・横断的に、組み合わせることで、小諸の「住みやすい」まちづくりにも、繋がって行くのではないであろうか?その為には、NPOも、これまでの点を、もっと、横断的に、結合しつつ、官民挙げての街づくりを提案して行く必要があろうし、又、具体的な運動体としての成果へと結実させなければ、意味がないであろう。具体的には、これらを専門家も含めて、何がすべきかが、ある程度、方向性が明らかになったら、How to do ? を具体的に、いつまでに、、、、、誰が、、、、、何処で、、、、、(むろん、小諸で)そして、一人一人が、役割分担で、どうしていったらよいのかを、具体的なAction Programで、落とし込んで行かないと、結局は、又、絵に描いた美しい餅で、やがて、干からびてカビが生えかねないでしょうネ!。

 

 

 

折角、志は高くても、結局、結果として、全く、何ひとつ生み出さないので、時間と労力の無駄以外の何ものでもなく、次のAction Programへと具体的に繋げて行かないと意味がないわけで、どのように、第二回・第三回へ、そして、その間での対費用・対効果とは言わないが、具体的な検証作業を伴わないと、結局、仲良し倶楽部に終わって、ご苦労様でした。愉しかったですね。酒もうまかったし、仲間も何となく増えましたで、終わってしまい、いつの間にか、熱き思いと高き志しは、どこかに、雲散霧消してしまい兼ねません。今後が、湯治客の老犬介護の身には、楽しみですね。