小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

続・雪かきに思う

続・雪かきに思う
雪かき終了後、温泉のヨガ教室に参加しようと車に乗ると、何と眼前の松の木が、2本斜めに、道路に倒れかかり、かろうじて、車の屋根ぎりぎりで、幸いにも、通ることができた。管理事務所へ、連絡に行ったところ、各所で、雪による倒木で、道路が寸断されて、チェーンソーで、処理していると、オマケに、倒木による電話線や電線が、寸断され、停電や、電話回線が不通になっていると、、、、、、。ライフ・ラインの維持・管理は、気候に関係無く、昼夜を問わず、なされていることに、改めて、感謝したい。午後、教室から帰ると、雪は、幸い、止んでいたが、どんよりとした雪雲に包まれて、気温の上昇とともに、今度は、樹木の枝に積もった雪の塊が、ぽたぽたと溶け出して、薄くなった頭皮の上に、下垂れ落ちてくる。しかも、危険なことに、木の上には、折れた枝が、重なり合っていて、雪かきをしていても、ド、ド、ド、ドッと鈍い音を発して、雪の塊が、落ちて来る。パラパラならば、危険ではないが、針葉樹の松葉に固まりついた氷は、危険である。急斜面の屋根の上の雪も、又、同じように、突然、落ちてくる。どうしてどうして、なかなか、春の雪は、粉雪とは言っても、まだまだ、溶け始めたとはいえ、雪の層は、重い。我が老犬は、シャーベット状に溶けた雪の塊を、何を思ったのか、かき氷とでも思ったのであろうか、ムシャムシャと、突然、食べ始めた。自然は、それでも、強いモノが、結局、生き残り、倒木に耐えて、又、春に向けて、成長していくようである。野鳥たちは、餌を探し求めて、一面の真白い世界を飛び回り、カモシカや、ニホン鹿は、それでも、保護樹林の森の中で、木の皮を食べながら、生き抜いて行く。東京にいると、電話線や電線や、道路の保守、除雪、倒木の除去の作業も、消火栓の点検・保守も、ライフ・ラインのことも、全く、知らずに、天気予報の大雪警報を只、見聞きするだけであるが、成る程、雪かきの裏側には、こうしたことが、日常で、なされているのかと、改めて、感じることは、得がたい体験である。夕方から、溶け出した雪が、夜半には、凍ってアイスバーンになるのであろうか?坂道が心配である。