小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

香港の若いワーキング・ホリデーに学ぶ

香港の若いワーキング・ホリデーに学ぶ:

ボランティアをしていると、随分と、色々な海外旅行者達に、出会うと共に、同時に、生き方を勉強させてくれるのでありがたい話である。まだ、独身の若い女の子である。何でも、1年間のワーキング・ホリデーを活用して、京都の着物レンタル会社で、アルバイトをしながら、たまたま、軽井沢から、長野や金沢・福井を回って、京都に戻る度の途中に、宿泊してくれている1人である 最初、メールを英語で打ったところ、流暢な日本語で、返事が返ってきた。どうやら、英語よりも、日本語の方が、勉強になるらしい。日本の歴史や文化、食文化も含めて、農家の体験も貪欲に、勉強したいので、都会の画一的なホテルや老舗旅館よりも、敢えて、格安な農家民宿を選択したと、最初は、素泊まりだと云っていたのに、どうやら、コンビニで、食事は、お握りで済ます予定だったらしいが、結局、話をしている内に、蕎麦も自分で、打つ体験をした上で、明日の晩は、民宿の75歳になるお母さんと一緒に、天ぷらを作ることにも、挑戦したいというではないか?そして、今度は、夏休みには、ちゃっかり、軽井沢で、アルバイトしながら、小諸へも、再び、電車で、泊まりに来たいと言うことになってしまった。確かに、都会の大きなホテルでは、オーナーシェフが、料理の説明をしてくれることはないでしょうね、明日の朝は、畑に出掛けて、レタスとキュウリとトマトを朝採りしてきて、自分で、サラダをつくり、シェフ特製の手作りドレッシングをかけて、食べることにしたいと、、、、、筍、蕗、黒豆の煮付け、グリーン・アスパラ、わさびの説明、お米の説明、寿司の説明、そして、江戸前・前浜の説明から、例によって、江戸時代の醤油の話、天ぷらや寿司の歴史、極めつきは、刺身のつまが、食べられることを初めて知ったというこの驚きに至ると、何をやであろう。大葉をつまと一緒に、食べた後では、手作りの健康ドリンクの赤じそジュースが、振る舞われ、その色と味に、驚嘆していた。勿論、無添加のリンゴ・ジュースは、お土産に、ジャムやクッキーと共に、持ち帰るという。それにしても、未だ、若いのに、大したモノである。言葉も、半年くらいで、判るようになったという。確かに、外国語は、生活の中で、学ぶのが、一番である。今は、スマホでも、翻訳が簡単に検索できるから、便利になったモノであるが、しかしながら、生き方までは、流石に、翻訳は可能ではない。全く、五里霧中の中での試行錯誤のアナログである。京都に住んでいる私のベトナムの友人夫婦を紹介することにした。満月が、明るくて、綺麗だと、これも又、感激していた。若いと云う事は、とにかく、素晴らしいことである。李賀ではないが、『我が心、17にして、朽ちたり』の私達、団塊の世代には、羨ましい限りの無限の柔軟な吸収力と感受性であることに、改めて、教えられると同時に、学んだ。