小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

爆買いしない外国人観光客検索キーワード:

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だいたい、日本人というものは、幕末明治期の時もそうであったのであろうが、外国人であるビゲローやフェノロサ等による、日本美術の価値の再発見が、なされる以前には、全く、その価値が理解されずに、貴重な文化遺産が、二束三文で、売り払われていたのが、現実であった。それは、今日でも、全く、同じことが通用しているようで、地方都市の住民というものは、全く、故郷の価値を、外国人によってしか、どうやら理解出来ていないようである。それは、スノー・モンキーでもそうであるし、又、インバウンドを担当する一部の役所の担当者も、全く、同様ではなかろうか?たまたま、1週間ほど、観光滞在しているサンフランシスコから、初来日で、やってきた単独行動の女性アーティストと、ゆっくり、歓談していたら、どうやら、これまでに、やってくる人達と、全く、同じコンセプトに、共鳴して、やってきてくれる旅行者であることが、再発見され、色々な貴重な意見を聞くことが出来た。勿論、東京や京都、日光などを巡る予定になっているのは別にしても、何故、この小諸の、しかも、こんな里山の辺鄙な場所を選択したのかから、質問を敢えて初めてみた。そして、どのように、最終的な場所の選定・決定に至ったかを、逐一、質問してみたところ、次のようなことが判明した。Airbnbの英語サイトで、検索を、まず、目的地、例えばKomoro,  次に、Guest House, ハイフンを入れて、続けて、Quiet,  Peaceful,  Art, Music, etc, 自分の望むところのコンセプトを、打ち込んでは、これを新しいキーワードで、場所の選定を行ってゆく訳である。そして、候補を何軒か、挙げておいて、個別に、今度は、そのサイトのReviewを詳しく、読みながら、部屋の内装や、食事の内容を、写真で、確認した上で、予約へと入ると懇切丁寧に、説明してくれた。成る程、やはり、想像していたとおりだ!Good Reviewは、何もしなくても、情報発信の動く発信拠点になるのだ!広告や宣伝などは、全く、不要で、過剰サービスを、むしろ、究極のサービスの削ぎ落としのほうが、むしろ、爆買いをしない外人観光客は、こんな辺鄙な里山にまで、来てくれるのであろう。幾つかの要望も出てきた。駅からの迎えとか、途中でのコンビニとか、スーパーでの買い物が何処で、可能なのかも、サイトには、表記して貰いたいと、成る程、都会では、100mも歩けば、コンビニが、いくらでもあるが、こちらは、車でないと行けないから、、、、、。そして、何もしないこと、景色を眺め、月や星を眺め、地産地消の安心・安全の野菜料理で、この人は、ベジタリアンであるが、結構、イスラムも含めて、ベジタリアンが多く来てくれるのは、有難い、今夜は、日本酒を飲みながら、たらの芽の天ぷらも、ワイワイガヤガヤ、やるのは、異文化交流の上からも、ホテルにはない全く新しい発見であると、布引観音を散歩で、歩いてきたらしいので、布引観音伝説を、英語で、説明してあげたら、大層、感激された。駅前の観光協会にも、顔を入れて写真撮影できる看板があったが、肝心の英語での説明がなければ、意味がない。地方の民話とか、寓話とかを、今度は、少し、ボランティアで、翻訳してみようかな。結構、喜ばれるかも知れない。真田丸より、ずっと、効果的ではないだろうか?桜を愉しんだようなので、是非、今度は、秋のモミジですねと再訪を希望しておきました。将来、アメリカでも、こんな風な場所を、自分で、作って、運営したいと云っていた。