小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

ジョーンズ・コーチの示唆に富む発言:

ジョーンズ・コーチの示唆に富む発言:

ラグビー・ワールド・カップの出発時には、僅かの身内しか、見送らなかったのに、勝てば官軍並に、俄ラグビー・ファンが、増加して、それこそ、一億総五郎丸化のルーティンの仕草騒ぎで、まるで、前々回のなでしこワールド・カップの優勝のような様相を呈しているのは、日本という国を象徴しているようで、実に、面白い。やはり、スポーツという競技は、勝たなければならないと謂うことを嫌と云うほど、関係者に、知らしめていることであろう。一億総火の玉(?)、次回の2019年の日本での開催に、向けて、一挙に、あらぬ期待が増し始めていることにも、なかなか、興味深い。それ程、最強の敗者と持てはやされたラグビー後進国の日本が、決勝トーナメントに、簡単に進出出来るとも、思わないが、、、、、。考えてみれば、ジョーンズ・コーチの帰国後の会見での発言には、示唆に富んでいて、日本人というものを考えさせられるに足る内容が含まれていて、考えさせられてしまう。よくよく、考えてみれば、監督は、誰だったのであろうか?さっぱり、名前が出てこない。どうしたことであろうか?サッカーは、逆に、監督の名前は知っていても、コーチが、誰なのかは、判らないのも、不可思議なものである。それにしても、明治期のお雇い外国人教師にも、比すべきこの外人コーチは、なかなか、類い稀な指導者である。経営者は、講演を依頼したほうが良さそうである。或いは、相撲の世界などは、真っ先に、その科学的な分析力と選手のフィジカル・メンタルなトレーニングの方法や、選手の活用法などを学ぶべきであろう。それにしても、日本戦で敗れた南アフリカは、その後、この敗戦を糧にして、おおいに、研究をした挙げ句に、修正を施して、準決勝にまで、駒を進めたことは、皮肉な結果であろう。それにしても、練習での「考える選手」創造という方針は、ある意味で、「カイゼン」のThinking Worker創出というコンセプトを彷彿とさせるにたる何ものかがあって、実に、面白いではないか?しかも、科学的な思考と画期的なトレーニング、中でも、ドローンを使った上空から俯瞰するような選手の配置、動作確認、フォーメーションの再確認・反省とか、或いは、体力に勝る外国人選手への低いタックルを、格闘技から、導入した手法、スクラムでも、低い姿勢からの科学的な力学の応用とか、斬新なアイディアと科学的な解析と、異分野からのトレーニング法への応用とか、成る程、弱いチームも、フィジカルな厳しいトレーニングを科学的に、実施すれば、勝利への可能性が、おおいに、開けることが分かるし、まるで、日露戦争時代の日本海軍の特訓のようである。なでしこサッカーも、そうであったのかも知れないが、科学的なトレーニングと指導をするだけでなくて、「個の考える自立したプレーヤー」の育成こそが、大切であること、まるで、今日の民主主義の在り方までもが、問われそうな発言であろう。率直に言って、浮かれているだけではなくて、今回の成果は、すぐに、研究し尽くされて、更に、バージョンアップされて、次回には、ますます、厳しい状況が待ち受けていることは、ジョーンズ・コーチの言を俟たずに、容易に、想像されようが、それにも勝るとも劣らない飛躍と発展を、日本代表チームには、期待したいものであるし、そういう日本人指導者が、続々と輩出されることをおおいに、期待したいものである。皮肉にも、今度は、南アのコーチに就任するのであろうか?自分の仕上げた作品を、今度は、打ち壊すという選択は、なかなか、芸術家のようで、素晴らしいではないだろうか!ジョーンズ・コーチの今後の活躍も見ものである。