小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

維新の党の混乱と政治家の格:

維新の党の混乱と政治家の格:

何とも、お粗末な泥試合の果ての分裂なのであろうか?とにかく、口喧嘩の好きな好戦的な輩と居場所を失った指導者との間の醜いコップの中の嵐のような醜態であろうか?それにしても、野党再編などと云うものは、所詮、政治家の格というものが、或いは、人物の大きさというものが、全く、見えてこない今日は、一体、幕末の坂本龍馬薩長連合密約を成し遂げた西郷や木戸らの遺恨を遺しても、政治的に対立しても、決して、大局を忘れることなく、龍馬の仲介力というものも忘れてはならないが、双方が合意したという三者三様の「人間力」というか、度量・懐の大きさ、広さというものが、今日、何も、学ばれていないし、全く、歴史の好例が生かされていない。これでは、所詮、力の無いもの同士が、互いの足の引っ張り合いで、自滅してしまう以外に、遺された途はないのはないだろうか?来年の参院選に、向けて、早くも、公明党にエールと、安保法案協力の見返りに、軽減税率の導入を指示した安倍首相のほうが、一枚も二枚も、政治力に長けているとみるのは、穿った見方であろうか?或いは、連合政権設立の暁には、日米安保も許容するという共産党の方が、ずっと、マヌーバーに長けているとも思われよう。岡田・松野の政治的な手腕というものも、如何なものなのであろうか?国会内の数合わせだけに終始して、肝心の民意の結集には、如何ほどの効果があるのであろうか?政治家の本当の人間力こそが、今、試されようとしているような気がしてならない。