小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

相撲とSUMOU:

相撲とSUMOU:

相撲ではない。もはや、SUMOUだそうである。何故なら、幕内力士の約半数弱が、今や、外国出身の力士であるからだそうである。しかも、4場所全日程、大入り満員だそうである。何とも、不可思議なことである。八百長相撲に揺れたあの頃がまるで、嘘のような盛況ぶりである。訪日外国人観光客の大相撲観戦や、相撲部屋の朝稽古を観るツアーも、なかなか、好評だそうである。もはや、大相撲も、外貨を稼ぐ観光業の中でも、築地の魚市場や歌舞伎観劇と並んで、馬鹿にしてはならない、有望なコンテンツになろうとしているのかも知れない。否、既に、立派なコンテンツなのかもかも知れない。気が付いていないのは、相撲協会の頭のお堅い理事だけかもしれない。博物館ではないが、相撲の解説も、今や、外国語の音声同時通訳のイヤホンで、丁寧に力士の出身地やプロフィールから、得意技、決め手の解説まで、懇切丁寧に、おこなうと、ひょっとして、リピーター客が、溢れることになるやもしれない。外国人観光客だけでなくて、日本人の客にも、今や必要かも知れない。それにしても、上下関係の厳しい中で、言葉も分からなければ、虐めにも遭うであろうし、不当な人種差別にも遭うだろう事くらいは、高見山だけでなく、日本人ならば、容易に想像もできようが、昔のように、裸一貫、褌一丁などと、馬鹿には、もはやできないくらい、成功すれば、富と母国での栄誉が、待ち受けているジパングの国なのかも知れない。既に、ハングリー精神とか、裸一貫などと言う言葉では表せないくらい、インテリや大学出や、一定のシステムの中で、世界的な規模で、力士志望者を送り出す仕組みと土壌が、できつつあるのかも知れない。つい先頃他界した元貴ノ浪が、海外で、相撲指導していたドキュメンタリーを見たことがあるが、こういう海外向けの指導者の養成にも、もっと、真剣に取り組まなければならないかも知れない。将来、部屋の創設なども、旭天鵬白鵬には、期待しても良いのかも知れない。日本国籍への帰化が前提かもしれないが、そんな条件も、時代と共に、変化してきてしまうかも知れない。子供の頃の栃若全盛時代から、柏鵬時代を経て、大人になってきた世代には、これから、どんなSUMOUの世界的な展開が待っているのか、おおいに、楽しみなところである。オリンピックには、外国観光客専用のオリンピック特別場所を開催するのは、どうであろうか?きっと、満員御礼になることは間違いないであろう!こういう海外向けのコンテンツを作れないものであろうか?