小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

連日の人民元切り下げ:

連日の人民元切り下げ:

既に、中国の経済変調と成長率のピードダウンが、その株式相場の下落と共に、如実になってきた矢先に、危機感を感じたのであろうか、カンフル剤的に、極めて危険な為替相場人民元の切り下げによる即時的な輸出の立て直しを試み始めた。しかしながら、これは、かつてのアジア通貨危機のように、意図的な各国間でのとりわけ、輸出競争力を一種の通貨切り下げという魔法の杖で以て、競争を煽り、行き着く先は、アジア通貨危機のような情況を招来してしまった事を忘れてはならない。本来の然るべき努力で、生産性を向上させたり、輸出競争力や内需の拡大などを推し進めるところを、自国民をして、「共産党政府による完成賭博鳩化した株式市場」とまで、言わしめるような強引な完成相場では、本当に、実態が、つかめないし、又、こうした一連のてこ入れ策も本当に、効果的かどうかは、分からない。市場は、副えほど、馬鹿ではなかろう。一方、長老会議での腐敗一掃に名を借りた今や、明白な5年後を見越した権力闘争の様相を呈し始めたことも、或いは、江沢民派の石油閥や軍・公安関係者や、胡錦濤の懐刀の弟の米国亡命など、なにやら、明らかに、きな臭い文化革命前夜の激しい権力闘争の予兆が見られないこともない。様々なキーワードでこれまでの海洋進出や南シナ海での覇権争いも、どうやら、読み解けなさそうになくはないことが、分かってこようか?それにしても、これまで、貧富の格差に悩まされてきた者だけでなくて、今や、株式相場でも大損をこいてしまった富裕層とされてきたこれまでの人々までも、いよいよ、敵に回すことになるのであろうか?一体、この隣国は、誰が、支持して、支えてゆくのであろうか?爆買いに、訪日してくる中国人に、尋ねてみたいものである。天津の大爆発事故も、景気低迷に伴う在庫の増大による保管管理体制に、無理が生じて来ているとかとも、言われているが、一体、日本でも、全く、人事では済まされないであろう。