小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

蛍鑑賞を愉しむ:

蛍鑑賞を愉しむ:

ボランティアのお陰で、今年も又、蛍の乱舞を鑑賞できる季節になった。その年の天候、気温や雨の量などによって、蛍が舞い始める時期が、異なるが、飛び始めたという情報を元に、シカゴと香港から来た外人観光客と一緒に、蛍の鑑賞することになった。街頭が少ないので、懐中電電灯を持参して、或いは、スマホを活用して、思い思いに、田んぼの用水路沿いを歩くと、既に、田んぼに、スーと、淡い光が、空中に、浮かんでは消え、消えては、又、再び、浮かび上がり、飛び交っているようである。土手の草の上に、静かに、止まったままで、しばし、小休止している蛍もいる。以前、写真を撮ったものの、後から見たら、ポツンと小さな光だけが写っていて、何が何やら、分からない事があってから、やはり、自分の眼に、しっかりと焼き付けるのが良いということに方向転換をした。蛍というのは、存外、フレンドリーだね!とシカゴから来た日本で企業の英語の教師をしている青年が云っていた。確かに、そっと、手を出すと手の平にのり、ジッとしていて、淡い光を発行しながら、一休み語には、又、空中を舞って、木の枝へと移ってゆく。東京からやってきた小さな子供達は、月明かりの下のたんぼ道の散歩と蛍と星を眺めて、ソラの星も、蛍みたいだねと、面白いことを言っていた。充分、蛍狩りを愉しめたことであろう。来年も又、来たいねとも云っていた。大人も、童心に帰って、一緒に、遠い黒い山並みを眺め、月と叢雲を愛で、星を眺め、蛙の鳴き声を聞き、そして、蛍の乱舞を愉しめるのは、実に、有難いことである。