小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

縦社会の居心地とは:

縦社会の居心地とは:

現役を退いて辺りを見廻すと、大抵の友人達が、病いを得たり、何をして良いか、分からずに、過ごすことがままあろうか?地域社会でも、ボランティアでも、何であれ、何かしらの組織との付き合いや、人間関係が生じることになろうが、そんな中でも、これまでの肩書きなどは、無要になることに変わりはない。これに対して、体育会系とか、軍隊組織はそうなのかも知れないが、偶然生まれた年の巡り合わせや、卒業年次、階級・地位の違いで、OB会などでも、その組織は、現役を離れても、相変わらず、同じヒエラルキーが、保たれているし、縦社会特有の雰囲気が、醸し出される。今年で、140年の歴史を有する学生時代のクラブのOB会活動に、とうとう、外堀を徐々に、埋められた結果、本格的に、役員として、協力せざるを得なくなってきた。成る程、縦社会の雰囲気が、漂っているものの、現役部員に対する、どのような支援を活動の中心に据えるべきかという議論がなされた。確かに、年寄りの仲良しクラブのようなものから、積極的な支援と交流の場作りが、これからの主眼となりつつあるようである。長きに亘る歴史の中でも、戦中・戦後での苦しい時代を何とか諸先輩達は、切り抜けてきた訳である。継続性という重い課題と活動の活性化と現役部員への、或いは、若い世代への年寄りの経験値・体験・知恵を如何にして、繋いでゆくのかという課題を背負わされている。インターネットの進展に伴い、文書媒体による連絡の仕方や情報発信の在り方、会員同士との情報共有の仕方など、過渡期の課題が、確かに、多いのも事実であろう。未だ忙しい現役世代のOB会員に変わって、如何に、組織の永続性と活動の活性化を図るのか、NPOやボランティア・地域活動ではないが、縦社会組織の活性化をどのように、果たしてゆくのか?これからが、勝負どころである。