小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

18歳選挙権付与に思う:

18歳選挙権付与に思う:

考えてみれば、つい、100年くらい前までは、資産家と華族とかというだけで、選挙権が与えられ、単に、性別が、女性と云うだけのことで、選挙権が得られなかったとかということが、記憶の片隅にある。労働者にしても、一体どれ程の時間と汗と血を贖って、選挙権を獲得できたのであろうか?其の意味で、日本という国は、全く、有り難みのない国ではないだろうか?独立を闘い取るとか、選挙権を勝ち取るとか云うことはなく、常に、何らかの形で、付与されるという、実に、摩訶不思議な歴史的な経緯がある国である。来夏の18歳への選挙権にしても、未成年者に対する刑事罰の強化の替わりに、或いは、低迷する選挙の投票率の向上の一手段とか、様々な憶測が跋扈している。選挙権を与よ!と叫ぶも良し、或いは、又、逆に、選挙権などは要らぬから、戦争には、ゆきたくないとか、声を上げてもよろしいのではないだろうか?何事も、上から与えられたまるで、温室の中の保育器の如く、何不自由なく、与えられて由とするのではなく、戦って、勝ち取ることを本当は、やって貰いたいものである。もはや、そういう時代ではないのであろうか?若い人達は、どのように考えているのであろうか?一寸、年寄りは、気になりますね!