小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

免震偽装とは:

免震偽装とは:

いつの頃だったか、忘れてしまったが、確か、耐震構造設計の偽装が、あったことを想い起こすが、特に、その分野の専門家でもないから、せいぜいが、免震装置というものがついていれば、強い地震でも、基礎構造部分の免震装置によって、揺れが軽減されるというくらいの認識は持っているが、そのそも、その素材自体に、メーカーの東洋ゴム工業側で、性能データが、改竄されて、承認、施工されていたということらしい。それにしても、施主や建設会社も、その下請けを、原則、分業で、それぞれの役割に、しっかりとした責任を有しているにも拘わらず、一体、どうなっているのであろうか?そんなに、簡単に、データの改竄が行われ、しかも、社内検証を経た上で、国土交通省の認定・許可が、下りるのであろうか?高減衰ゴム系層積ゴム支承という部品がそれに該当するらしいが、免震を売り物にして、販売されたような構想マンションなどは、一体、どのくらいの資産価値が下がってしまうのであろうか?或いは、既に、官庁などの建物で、施工完了されてしまったような物件は、どうなるのであろうか?それにしても、何処かの国の橋桁の崩落や、ビルの崩壊を揶揄できるような立場にないことは、当然の理であろう。どうして、こうしたビジネス・モラルというか、矜恃というようなものが、いつ頃から、喪われてしまったのであろうか?本当に、55棟だけで、済むのであろうか?タカタのエア・バッグでは無いが、部品の製造物賠償責任と言うものは、一体、どのように、完成品の中で、位置づけられるのであろうか?