小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

山林の手入れと荒廃:

山林の手入れと荒廃:

もう、愛犬との散歩がなくなってしまったから、松林の中も歩かなくなってしまった。冬の間、閉鎖していた里山の家を、春になって、再開すべく、来荘すると中には、未だ、景色は、まだまだ、冬の装いである。夏場には、木々の葉っぱで、覆い隠されてしまっているのであろうか、松食い虫の被害も、倒木もなかなか、見かけられないものの、冬場には、葉っぱが、落ちているせいなのか、随分と、松林も、荒廃が進行中であることが素人の目から見てもよく分かる。それにしても、農業耕作地の放棄地も問題であるが、山林の荒廃も、目立たないものの、大きな課題であることは、間違いないであろう。それにしても、適切な間伐材の伐採や、整備は、やはり、美しい景観を維持する観点からも、或いは、林業の発展からも、恐らく、その地域にとっては、ロボット化や機械化も含めて、重要であることは変わりない。しかしながら、どうも、農業に較べて、眼に見える形でのその必要性が、こちらに伝わってこないことが、多いに残念である。どのような林業の再生が、望まれるのであろうか?一寸、荒廃したかのような山林の姿を垣間見たような気がしてならない。