小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

統計数字の怪:

統計数字の怪:

何でも、前年比で、観光収支が、5千億円ほども、改善し、これは、ゆうに、造船の輸出が稼ぎ出すそれに、匹敵する程だそうである。それにしても、来日外国人観光客が日本で、落とすお金も、こうして考えれば、馬鹿にならない規模である。こうなってくると今後、来日観光客の落としてくれるお金で、少子化で、シュリンクしてゆく国内市場にとっても、決して、疎かにしてはならないものがある。しかも、それだけではなくて、草の根の民間外交や非軍事部門での文化交流の元にもなっていることを考えると、数字だけでは語れない何ものかがあろう。それはさておき、貿易収支の赤字が、確かに、エネルギー輸入の増加や円安やら、輸入のコスト増加やら、更には、日本の会社の海外進出で、貿易構造も変化してしまい、思ったほどには、直接日本からの単純輸出が増加しないという構造から、貿易赤字が10兆円以上も増加していると云われている。しかしながら、進出した先の現地海外子会社からの株式配当などを反映する一時所得では、18兆円という数字にも匹敵するものになってきた。今や、単純に、日本からの輸出とか、輸入とか云うべきモノではなく、複雑に、絡み合って、数字・統計をますます、複雑化している。昔も今も、数字をみずに、その背後に潜む真実を把握せよと云われてきたが、成る程、そういうことなのかも知れない。それにしても、個別数字と全体的な数字との整合性をはっきりと認めて考えなければ、なかなか、分からないことが、多いものであることが、これからも、分かろう。