小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

金融資産統計に思う:

金融資産統計に思う:

株や債券、預貯金を保有しない世帯(2人以上)が、今や、3分の1にものぼり、更には、1人の世帯では、それを上回る数字であると野村證券が報じていると。もっとも、1億円以上の資産を有する富裕層は、55世帯に1世帯であるらしいが、、、、、、、、、。まぁ、アベノミクスで、株や債券の価値が、やっと、回復してきたから、こちらの方は、頷けなくはないが、それにしても、資産なしの数字のほうが、空恐ろしい限りである。一体全体、日本の中間層は、何処へ行ってしまったのであろうか?没落して、或いは、消滅寸前なのであろうか?非正規雇用労働者の採用の増加に伴って、こうした数字が、現実味を増してきたのであろうか?それとも、長い間続いたデフレの影響の下、なけなしの少ない利益は、大会社の内部留保へと流れていって、名目賃金実質賃金も、両方とも上がらず、貯蓄に廻すだけの余裕も、ローンの支払いに追われて、生活が苦しくなってしまったせいなのか?日本の得意とするところだった「中流・中間層」が、やせ細ってしまったことを意味するのであろうか?これでは、「老後破産」とか、「老後漂流」と言う言葉も、まんざら、非現実的な事ではなさそうである。ましてや、「貧乏女子」やら、「若年貧困層」と言う言葉も、他人事でもなさそうである。中国や韓国での富の格差とかを、云々する前に、テメェの国の足許をしっかりと見直さない限り、とんでもないことになってしまいそうである。いくらでも、選挙の争点は、ありそうである。先日、年に一度の昔のサラリーマン時代の会社の忘年会に出席したが、皆、子供世代や、孫の世代の行く末を案じる声ばかりであった。流石に、自分を案じるのは、健康不安ばかりで、こちらの世代は、大変、恵まれている世代なのであろうか?40年ぶりに、昔の同じ机を並べた女子達、といっても、今や、オバさん世代やおバアさん世代になってしまったが、、、、、、、。と再会したが、同じ事を皆、異口同音に言っていた。鄧小平の「先に、金持ちになる人間が富を分け与えれば良い」的な発言を一笑に伏すのは、簡単であるが、今や、日本社会も、他国を笑えない事態に、なりつつあるのであろうか?これが、現実ならば、本当に困った事態である。