小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

身体検査は、機能していたのか?:

身体検査は、機能していたのか?:

政策論争・論議によるものではなく、皮肉にも、又、週刊誌頼みの、スキャンダルや、政治とカネ、団扇とは、果ては、ワインまでもとは、何とも、攻める方も、攻められる方も、情けない話であろう。それにしても、一体、政党内では、誰が、どのようにして、事前に、身体検査をしているのであろうか?前回の轍を踏まないように、事前に、ダメージを最小限度に抑えられるように、危機管理が、なされていたのであろう、今回こそは、情に流されることなく、一日に一挙に、2人もの閣僚辞任を受け付けるとは、全く、前代未聞である。しかも、目玉にした女性の登用のスローガンも、今や、形無しである。これで又、成長戦略の目玉が、色褪せてしまうのも、何とも困ったものである。しかも、やや、陰りを見せ始めた経済成長への実感も、今や、アベノミクスの先行きが甚だ、不安定になりつつある。しかも、来年度の消費増税の決断をするのも、又、延期するのも、どちらに転んでも、難しい選択であることに変わりはなかろう。鬼の首を取ったように色めき立つ野党側にしても、何ら、自分たちの政権構想の青写真が、示されることが、残念乍ら、みられないのが、現実であろう。経済の回復とデフレの克服、成長戦略や規制改革を目指していたにも拘わらず、何とも、先行き不透明になりつつあるのは、世界経済の先行き同様、困ったことである。それにしても、会社ならば、決算報告や、公認会計士の目を通して、公にされるのに、カネの責任を負うことなく、親からの地盤・看板・金庫まで、相続した上に、説明責任を果たさずに、辞任するとは、全く、有権者の理解を得るどころの話ではない。地方議員の政務活動費の問題も、通信・交通費の非公開にしても、税務署に領収証を一枚一枚、法定年月の間、保管しなければならない納税者には、全く、理解出来かねる事態である。しっかり、有権者は、事態を見つめなければならないが、余りにも、次元の低い政治的な争いであることも事実であろう。何とも情けないが、再び、この種の事件が続くのであろうか?いつになったら、これらの課題は、克服されるのであろうか?それとも、、、、、、、。身体検査ならぬ、予防接種でも考えたら如何だろうか?