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小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬と一緒に、様々な分野で社会戯評する。

一寸気になるCM, 「見える、マクドナルド品質」:

テレビ 映画 新聞

一寸気になるCM, 「見える、マクドナルド品質」:

未だ現役で、食品関連の海外生産に、携わっていた頃に、現地の従業員の品質管理教育の一環として、よく、「商品のみが、すべてを語る。言い訳は、許されない」と、言い聞かせたものだったが、その頃は、藤田田日本マクドナルドと云えば、言わずと知れた食品業界では、ダントツの品質管理を徹底していた巨人であったことを懐かしく想い出す。誰しもが、あんな風に、当たり前に、いつでも、何処でも、同じ品質の安心・安全に徹底した商品を生産したいものであると、思われていた。その頃は、商品の安心・安全は、一種の生産企業の矜恃・誇りのようなものであって、何も手の内を明かさずとも、安心・安全を視覚化することなく、自信を持って、その生産する物である「商品」でもって、すべてを語り、すべてを知って貰うということが、「消費者との暗黙の了解・前提」であったような気がしてならない。言い換えれば、それは、「ブランドの絶対的な信用力」のようなものであって、それこそが、ブランド力の真価を発揮している製品・商品だったように、思えてならない。しかしながら、もはや、今日、このCMの如く、おおっぴらに、安心・安全をビジュアル化して、手の内をウェッブ上で明かさないと、消費者は、全く、ブランドを信用しなくなってしまったのであろうか?そう言えば、昔の100円マックの出現したあの時の「衝撃」は、何だったのであろうか?あの驚きは、何処へ消えてしまったのであろうか?一体、いつ頃から、マックに行かなくなってしまったのであろうか?藤田田による超先物為替予約の100円のレートにも、当時は、驚かされもしたし、100円コーヒーにも、驚かされたが、今や、コンビニでも、100円コーヒーが、当たり前に、提供されたり、あの感動は、もはや、失われてしまい、挙げ句の果てに、食べたいと思うような商品が、提供されずに、前社長は、交代の挙げ句の果てに、ベネッセへ転身したら、個人情報の漏洩問題を引き起こし、今度の後任の新しい女性外人社長にしても、なかなか、V字回復の目途が立たないうちに、今回のチキン・ナゲッツの中国・上海工場での問題発覚という事態に立ち至ってしまった。誠に、ソニーといい、日本マクドナルドといい、あんなに、輝かしい絶対的だったブランド力というものが、あっけなく、一夜にして崩壊し、消費者の支持を失うものであることが、これからも容易に分かろうというものである。果たして、どれ程の消費者が、このCMを観て、成る程、確かに、「安心・安全」であると、再確信し直すのであろうか?何とも、昔の栄光を知る人間としては、複雑な思いで、このCMを眺めざるを得ない。失った信頼と信用をブランドは、どのように、取り戻すのであろうか?