小諸 布引便り Luckyの日記

信州の大自然に囲まれて、老犬介護が終わり、再び、様々な分野で社会戯評する。

日系チャネルに期待する:

日系チャネルに期待する:

別にCSチャネルを見ているわけではないから、日系チャネルを毎日見ているわけではないが、それでも、海外出張などをするときには、NHK海外放送の日本語番組やニュースなどは、結構、観ていたものである。流石に、韓流ドラマなどに較べると、日本の番組コンテンツ産業は、優れていても、価格が高いことも相俟って、なかなか、海外には普及されていなかった。しかしながら、どうやら、ここに来て、海外向けの衛星放送やCSチャネルで、日系チャネルを創出する動きが高まり、海外の日本人や現地の人にも、幅広く、クール・ジャパンの放送を普及できる目途が立ちつつあるそうである。兎に角、日本は、何故、これまで、海外向けの積極的な番組・情報・文化・観光に関する発信をしてこなかったのだろうか?海外で華僑系向けの中国系のチャネルの多さには、これまでにも、ビックリしてきたが、アメリカなどでは、ロシア系やアルメニア系の放送などの移民向けに、小さくても、しっかりと、チャネルを確保されていたことには驚いてしまう。明らかに、今回のそれは、移民向けや海外在住の日本人向けではなくて、現地の人向けの日系チャネルであることが、素晴らしいことである。歴史認識の違いなどと一方的に云われることなく、正々堂々と、日本のこれまでの平和外交やODA経済支援実績なども、娯楽コンテンツに加えて、情報発信していったら良いし、又、観光客誘致策の宣伝も可能になろう。そうした幅広い効果を今から、期待したいものである。そういう外交努力とは別の枠の中で、他国の人の日本への文化的な理解を促進することこそが、重要であろうと思われるが、、、、、、、、。ソフト・パワー育成や外交以外の文化交流も、今や、海外での情報・宣伝戦の一助になることは間違いないであろう。